合わせるボトムスを選ばせない、大人が着て相応しいパーカを選ぶにはどのようなことに注意すれば良いのか?
某ブランド大人向けパーカを例に購入前にチェックしておきたい点をまとめてみました。
細身ちょいゆるシルエット
ベーシックアイテムだからこそシルエットがオシャレ完成度を左右する(雑誌classy)
ファッションアイテムとして使うパーカは一枚でサマになって当然。細身ちょいゆるシルエットが上品です。
ボトムスを選ばせないパーカはフロントジッパー開閉に関わらずフードを中心とした美しいシルエットを作り出します。
レイヤードしても着膨れしない。
point! 上着を重ねてもすっきりレイヤードできるよう肩や腕周りがカラダにフィットするよう縫製されているパーカを選びます。
Q.着膨れしない肩の縫製とは?
写真上・白系(大人仕様のパーカ)の場合:肩ラインを背中側に置くことでコートなど上から重ねても肩周りが着膨れすることがありません。
写真下・黒系(一般的なパーカ、トップス)の場合、肩縫い目が肩上にあることでコートなど重ねるほど肩回りが重く着膨れしていきます。
Q.腕をスッキリ魅せてくれる袖の縫製とは?
写真:一般的なパーカ例。
袖下1か所で縫製されています。
写真:高級ジャンパー縫製で使われることが多い2枚ハギで袖が作られています。
ふっくら肉厚素材
上着として羽織ることもあるパーカ素材はヘタレないことが絶対条件です。
肉厚でふっくらした素材を選ぶと女性らしく着ることが出来ます。
美しいフードのカタチ
パーカの肝と言えばフード。
肉厚&大き目なフードは視線を上に引き上げスタイル・アップさせてくれます。
フードを全方位どの角度から見てもミシン縫製が美しいことは上質パーカの条件です。
写真左(白系、大人仕様のパーカ)の場合、裏返しても縫い目がキレイに処理されています。
写真右(黒系、スポーツ用パーカ)の場合、裏返すと縫い代が目立ちます。
ネック・ラインが立ち上がる。
一般的なパーカの場合、ネックラインに特別な処理がされていないため当然立ち上がりません。
大人仕様のパーカの場合、衿部分に厚みをつけて更に芯をつけることでパーカ単体でフード部分を立ち上げることができます。
レイヤードして着る時に本領発揮!美しいネックラインを作ってくれます。
長めのリブ
長めにリブが取ってあることでカラダにフィットしたキレイ目シルエットを作ってくれます。
程よい抜け感を持ちつつ、スッキリ着ることができます。
- 写真上:大人仕様パーカ
- 写真下:スポーツ用パーカ
Wジッパー
”Wジッパー”によってカジュアルなパーカを大人っぽく&リッチに格上げしてくれます。
シャツを魅せたい時は上ジッパーを開く、スカートのカタチを魅せたい時は下ジッパーを開く。
上下ジッパーを使ってシルエットを自在に作ることができて便利です。
パーツが美しい。
- 写真左:大人仕様パーカ
- 写真右:スポーツ用パーカ
大人仕様パーカはWジップなのでジップトップが2つあります。
同じYKKのジッパーですが大きなジップトップがコーデのアクセントになります。
大人仕様パーカのフードについた紐です。
シルバーの留め具がつけられワンポイントになっています。
コーデしやすいカラーとは?
コートにインして、或いはアウターとして、1年中活躍するパーカはコーデや気分に合わせてベースとなるカラーを複数持っているとコーデ幅もグッと広がります。
雑誌CLASSY2015年5月号特集「パーカで始める春のこなれ配色レッスン」によると定番おススメカラーは以下のとおり。
- グレー
- ホワイト
- ブラック
- ネイビー
- カーキ
人気グレーだけでも薄目~濃い目までニュアンスが違うタイプが登場するようになりました。
絶妙な色味、ニュアンスあるパーカは重ねるだけでコーデがグッと見違えます。
大人仕様パーカのコーデ例
記事紹介「大人仕様パーカ」は2015年某ブランドよりモニター提供受けたものを利用しました。
大人仕様のパーカを選ぶ上で参考にしていただければ幸いです。
最後に、身長160㎝体重53㎏の筆者(私)が実際に大人仕様パーカをサイズMを着てみた様子を紹介します。
全体の様子
まずはジッパーを開いて羽織ってみた様子をチェック!
- デコルテに美しい三角形を作ってくれる。
- フード重みで肩ラインが後方に引っ張られて着崩れしない。
試着してみるときに参考にしてみてくださいね♪
前から見た様子だけでなく横から後方からみたスタイルもチェックします。
ジッパーを閉めた時をチェック
次にフロントのジッパーを閉めたスタイルもチェックします。
上質パーカであれば膨張色(白)を着ていてもスッキリした印象に魅せることができるハズです!
肩ラインのフィットをチェック
最後に肩ラインのフィット感をチェックします。
肩ラインをすっきり着こなせるように縫製されたパーカであればカラダに沿って美しくフィットします。
肩幅があって胸板が厚いことから「上半身に貫禄があるよね~」と言われることが多い私(悲!)。
Mサイズでも胸を中心にパツパツ&窮屈に感じることが多い中、大人仕様パーカの場合は得てしてスッキリ着こなすことができることが多いです。
腕を立体的に包むように縫製されていることで部分的に生地が引っ張られることなく、腕周りすっきりした印象に着こなすことが出来ています。
カタチ、素材こそパーカですが上質なジャケットを着ているような感覚になります。
購入後は自宅にある上着とレイヤードして試してみましょう♪
写真:細身トレンチにインして着ることもできました♪
カジュアルなのに気品がある、名品とも呼べる洗練されたパーカは1年を通してヘビロテ間違いなしなさそうです。