若い時分よりバストの悩みは尽きないとは言え女性ホルモン低下が始まる40代以降は更に悩みが深刻化してきます。
NHKあさイチ特集「気分が上がる!自分のための“魅せるおっぱい”」を参考に小胸さん、大胸さん、バストの悩み別にスッキリお洒落に見えるコーデポイントをまとめてみました。
40代以降ありがちなバストによるコーデの悩みとは?
40代以降は女性ホルモンが低下することで若い頃にあった胸の張りがなくなり柔らかく下垂が始まります。
皮下脂肪が溜まりやすくなることからウエスト周りは太鼓腹ならぬクビレが失われていきます。
具体的には?
小胸さんの場合、デコルテ周りが寂しくなってゲソゲソ感が気になるようになります。
大胸さんの場合、体重以上に貫禄が増した体型が気になるようになります。
今どきコーデのポイント
小胸さん、大胸さん共通する今どきコーデのポイントは以下のとおり。
エアリー感 + デコルテ + 小物づかい
以下ポイントごとに細かく見て行きます。
エアリー感
エアリー感を出すためにベースとなる服サイズは少しゆとりのあるもの(指先で服をつまんで揺らすと風が通り抜けることが出来る程度)を選びます。
但し!全てをゆるくし過ぎると太って見えるため締めるポイントを作ることを意識します。
写真:ベルメゾン商品展示会にて撮影。
ボトムスにシャツをイン!は今どき。
但しシャツをボトムスへキチっと仕舞い込み過ぎる窮屈感が出てしまうためウエストよりシャツ一部を少し引き出します。
シャツと体の間に空気が入り込むことで胸が大きい人も小さい人もエアリー感、やさしいイメージに着こなすことができます。
写真:ベルーナ商品展示会にて撮影。
ファッション展示会に赴くことが多いのですがどのブランドでも共通項はエアリー感。
トップスの形状・色が変わっても風通しが良いコーデになっています。
デコルテ
デコルテを出すことで首長効果を生み出すことができます。
バストの悩みに応じてデコルテの出し方を注意するだけでマイナスイメージを払拭することが出来ます。
小胸さん | 鎖骨下の肋骨が見えない程度 |
大胸さん | 胸の谷間が見えない程度 |
小胸さんの場合、肋骨が見えるとますますゲソゲソした印象に見えます。大胸さんの場合、谷間が見えるとよりボリューミィ、色っぽさが強い印象になるため注意が必要です。
写真:インナーを変えて私自身を撮影。年齢と共にボリュームダウンしたとはいえ大胸タイプ代表(のつもり)。
写真左側では胸の谷間が見えてしまっているため肌感が目立ちNGなコーデとなってしまいました。
他方、写真右側ではデコルテを見せつつ谷間も見えていないためすっきりコーデに仕上がりました。
写真:フェリシモ展示会にて撮影。
エアリー感あるトップスを上手に着こなしている好例。
デコルテを魅せてスッキリしている一方で胸の谷間は上手に隠れているのでいやらしさがありません。
小物づかい
小物=アクセサリーによって全体印象を変えることも出来ます。
小胸さん | 丸型、大振り |
大胸さん | 縦ライン |
”ふっくら”とした印象をプラスさせたい小胸さんの場合は大振りで丸いタイプのアクセサリー、”すっきり”とした印象をプラスさせたい大胸さんの場合は縦のラインを強調したすっきりしたアクセサリーをプラスします。
写真:楽天展示会にて撮影。
縦のラインを作ってくれるピアスはスッキリコーデを叶えたい大胸さんにおススメです。
冬コーデ例
NHKあさイチで紹介していました!冬コーデの主役であるニットを用いてコーデする際のポイントをまとめてみました。
小胸さんの場合
首元 | 低めのハイネック |
素材 | ふわふわ |
ボトムス | ハイウエスト |
小物 | 丸く大きなアクセサリー |
寂しい首元を全て隠したくなるところですがハイネックだと老けてみられます。
ハイウエストのボトムスは実際のウエストより10㎝程度高いと思われるものでもOK!足を長く魅せることでスタイルアップさせます。
ボトムスはウエストに一端インしてから出すことをお忘れなく。気になる胸やウエスト部部がフワフワとなるため柔らかなイメージになります。
アクセサリー例として「丸い形をした大きなイヤリング」を加えることでコーデ全体に柔らかみをプラスします。
若い頃は豪華すぎると敬遠してきたチョーカーも40代以降大人コーデにはジャストマッチ。小胸さんの場合、丸いタイプを選ぶことで柔らかい印象を与えてくれます。
大胸さんの場合
首元 | ボートネック |
素材 | 細かい編み目 |
ボトムス | Aライン |
小物 | シャープなアクセサリー |
首元ボートネックで胸元スッキリ感を演出します。
素材より柔らかみを排除するため肉眼では編み目が分からないほど細かいニットを選びます。
Aラインボトムスは女性らしいメリハリを出してくれます。
ボトムスよりトップスを引き出す比率について、前側はフワッと軽く、後ろ側は気になるヒップを隠すため多めに引き出します。
ワンポイント・アクセサリーはシャープなラインが出る細長いタイプのイヤリングなど。チョーカーであれば先が尖ったタイプなどシャープなタイプを選びます。
アクセサリーコーデ例
チョーカー
写真:ファイテン展示会にて撮影。
同じファッションでもチョーカーのカタチが変わるだけでコーデ全体の印象も変わります。
パール
写真:フェリシモ展示会にて撮影、レースつけ衿&パールのブローチ
トップスだけでは寂しい印象になりがちなところ大きくて丸みのあるパールのブローチをプラスすることでやさしさ&華やかさをプラス出来ている好例です。
首元レース実はつけ衿。
デコルテ周りが寂しくなりがちな小胸さんにはミドルネックになるつけ衿もおススメアイテムです。
写真:オケージョンファッション展示会にて撮影。
大振りですが長さがあるため縦のラインが生まれて華やかさと共にすっきり感を生み出しています。
ボートネックはボリューミーに見られがちの大胸さんにおススメ!すっきり着こなすことが出来ます。
インナー選びも大切
あさイチ特集ではインナー選びも大切と語っていました。
40代以降、ストレスがないことから私も手放せなくなりつつあるブラ付きキャミソールですが最近ではホールド力があるタイプも増えてきた模様。
ストレスを減らしつつバストを美しく魅せてくれる下着は日々進化している模様です。
インナーに関する疑問まとめ
- 肩紐が落ちる。
→肩紐が細いと落ちやすいため肩紐が太いタイプを選びます。 - 胸を美しく保つ運動はある?
→大胸筋を鍛える。 - 五十肩でブラを締めることができない。
→ホックを前で留めてからくるくる回して後ろへ持って行く。 - 筋繊維が切れると垂れる?
→筋繊維というよりは年齢によるものが大きい。
大胸筋は目の前で両手のひら同士を思いっきり押し8秒間数える!だけでも鍛えることはできます。
にわかに女性たちの間で囁かれていたこののひとつ「跳ねたり跳んだりしていると胸が揺れて筋繊維が切れるとバストが垂れる」真意について
筋繊維(クーパーじん帯)はオブラートのうようなモノで切れて垂れるモノではない模様。
但しスポーツブラをしないでフルマラソンをすると乳房は血だらけになるのだとか。クーパーじん帯云々に関わらず何歳になっても胸を守る意識は大切なようです。
参考にしたメディア等:2019年1月15日NHK放送あさいち