名画に学ぶメンズ・ステンカラーコート

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雑誌メンズプレシャスによると男性にとってステンカラーコートとは、存在感が強すぎず、着る人を引き立てるコート。ユーティリティがあって、色、素材もバリエーション豊富。ベーシックという点においては、上をいくコートはないとのこと。

上質なステンカラーコートはワードローブに欲しい一着。


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目次
  1. 「ステンカラーコート」の特徴
  2. 映画で観る「ステンカラーコート」のダンディズム
  3. 「ステンカラーコート」購入時のポイント
  4. 現代風に「ステンカラーコート」を着こなす

1. 「SOUTEIN COLLAR COAT:ステンカラーコート」の特徴

  • デザイン:実用的でシンプルなでデザイン
    襟:襟を立てずに折り返すシンプルな形
    袖:ラグラン
    フロント:比翼仕立てにより第一ボタンを締めなくても着用可能
  • 名まえと由来
    → ステンカラー(SOUTEIN COOLLAR COAT)は和製語。soutien=フランス語で”支える”の意味。襟の形から派生と思われる。
  • 別名:バルカラーコート(Bal Collar Coat)
  • 別名:バルマカーンコート(Balmacaan Coat)
    →スコットランド・インヴァネスの近郊にある地名バルマカーンに由来。
  • スタンドフォールカラー(Stand Fall Collar)
    →後ろが立ち上がって前に落ちている襟からStand Fall Collarに由来。

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2. 映画で観る「ステンカラーコート」のダンディズム

映画「ティファニーで朝食を」


▲Amazonにてブルーレイ版販売中(画像クリックにて販売ページに飛びます)。

【概要】
オードリーヘップバーン相手役ジョージ・ペパードは地味な存在ながらもトレンチコートを知的に着こなし、品の良さを感じさせてくれます。

【映画に見る、大人の男ならではステンカラーコート着こなし】
シンプルなステンカラーコートに合わせて細幅タイがポイント。

清潔感と若々しさを持ち、ニューヨーク的な洗練の印象を感じさせてくれます。奇をてらわないコーデは女性を引き立て役をスマートに演じることが出来る、大人の男性ならではのスタイルです。

映画「ブリット:1968年

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▲AmazonにてDVD版販売中。

【概要】
ウェルドレッサーとして名高いスティーブ・マックイーン演じる刑事が着ていたのがステンカラーコートでした。

【映画に見る、大人の男ならではステンカラーコート着こなし】
映画ではステーブ・マックイーンがブラウンと黒に絞った配色で男らしいコート姿を披露していました。

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3. 「ステンカラーコート」購入時のポイント

  • 素材:ウール、カシミア、綿、ポリエステル、ナイロンなど
  • カラー:黒、紺、グレー、ブラウン、カーキなど、無地が多い。

個人的に日本人の体型、顔にはトレンチコートよりステンカラーコートの方がベストマッチと考えています。

アンダーに合わせるどの服とも合わせるため、少なくとも1着目のステンカラーコートの場合、奇をてらうことなくオーソドックスなカラーに収めておくこと方が無難。

シンプルなデザインゆえに生地の素材感がダイレクトに目立つ。

人気定番コートで多くの人が着用していることもあって、例えばコートをクロークに預けた時など、他人の着るコートとの差が目立つという難点があるとも。

職場ではもちろん、ちょっとした席でも使う機会が多い普段使いのコートだからこそ良質もモノを選びたいですね。

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4. 現代風に「ステンカラーコート」を着こなす

良質なステンカラーコート+良質なセーター

映画「ブリッド」ではステンカラーの下にジャケット。インナーにタートルニットを合わせていました。

脱力感あり、実に酒脱と雑誌メンズプレシャスでは絶賛。

職場で着るイメージが強いステンカラーコートを敢えてオフの日にタートルニットと合わせて着てみたいもの。

良質なステンカラー+カシミヤマフラー

その昔、職場の30代男性でブランドのステンカラーコートにカシミヤ100のマフラーをしている男性を見掛けて思わず一目置いてしまったことを思い出します。

ベージュ系ステンカラーコート+エンジ色のマフラーといえば定番中の定番ですが、マフラーにカシミヤ100を持ってきているところに、30代早々=若いのに良いものを選んでいるなぁと思いました。


参考にした雑誌:雑誌「メンズプレシャス」特集”伊達男の服装(心意気)は名画から学べ!スクリーンから紐解く定番コートのダンディズム”


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