40代50代になって本当に着たい服とは?
ベルメゾン春夏展示会の服を参考にまとめてみました。
1. 新40~50代ブランドに注目
40代からのファッションについて自身経験を元に試行錯誤しながらブログを書いてきましたが気がつけば50代に突入します(^^;。
50代になってハタと悩んだことのひとつに「アラフィフ、50代になった今の私に相応しい服とはどのような服だろう?」ということでした。
例えば雑誌。
「STORY」はじめアラフォー、或いは40代向けファッション雑誌は多いのにアラフィフ、50代向けになると急に少なくなるのですよね・・・。
といった訳である意味仕方なく、未だに以前読んでいた雑誌を参考にしつつ、30~40代より長く愛用してきたブランドの服を買う、という日常を続いていました。
でも「40代前半の頃より体重は変わらない筈なのにフィット感が微妙に違う」ことが気になるようになってきました。
ベルメゾンより40~50代女性向けに新しく展開されることになった「Vialamo:ヴィアラモ」商品説明&展示会に参加してきた時の事。
ブランド誕生の経緯にそもそも「50代向けのファッションブランドが少ない」ことが理由にあったとのこと。
アパレルブランドも少しずつ50代に目を向け始めたということかな?
体型変化を考慮に入れたファッションアイテムを期待はもちろんだけど、それ以上に人間としての若い頃より経験を積んできた分の何かプララスアルファを期待しない訳にはいかない。
「Vialamo:ヴィアラモ」はじめ40~50代女性に元気をくれる新ブランドに注目しています。
2. 40~50代になって頼りになるネットショップ
ベルメゾンネット
- Vialamo:
2015年4月に40~50代女性向けに展開されることになった新ブランドです。40代も含まれますが実質50代向けに登場した新ブランドとして期待しています。 - Kcarat:
黒田知永子さん企画プロデュースのファッションラインです。黒田さん曰く「おばさんぽいラインだったり、逆にインポート感覚の高級なものしかまだまだ選択肢がないのはとても残念のなこと。彼女の提案するシンプルかつ洗練されたデザインは日常に心地よくフィットする服ばかり。素材の良さと&上質な仕立が際立つラインは持っているだけで笑顔になれそうです。 - 3Dfit:
35歳過ぎると徐々に体型が変わることを考慮に入れて実際に日本人女性の体型データを取って設計されたパンツがオススメです。
※ベルメゾンネット → レディースファッション
美型シリーズ:ランズエンド公式オンラインストア
前出「3DFit」同様、40代以上女性の体型変化を考慮に入れて型紙を起こしているため、着心地が良くスラリと着ることが出来ます。
※美型シリーズ詳細 → ランズエンド「美型シルエット」シリーズ
3. アラフィフ私が本当に着たいと思ったファッション
40~50代になった私が本当に着たい服について、2015春夏ファッション展示会でヒントを見つけてきました。
特別感ある素材を敢えて普段使いに楽しむ。
▲黒田知永子さんプロデュース企画【Kcarat】発、ファリエロサルティ社の生地を使ったブラウス『ファリエロサルティブラウス(Kcarat)』です。
私の中で「ファリエロサルティ」と言えばキレイ目ショールを扱う高級インポートブランド代表。
ひと目惚れ率100%もナンタッテ値段平均が4~5万、薄いタイプでも2万円程度とともかくお高いので私がファリエロサルティのショールを買うことができるのは誕生日月の1度。自分へのご褒美など理由が必要でした。
その「ファリエロサルティ」をショールではなく普段使いのTブラウスに使うという発想は珍しい。というか贅沢ですネ(笑)。
だけど30~40代までは特別感あった「ファリエロサルティ」を敢えてTブラウスとして普段使いとして楽しむ。これこそ大人余裕です。
▲後ろ側を確認。シルバーカラーのバックファスナーになっていました。
アンダーに白や黒、或いは補色のイエローカラーを合わせて「ファリエロサルティ」ならでは美しい透け感を楽し無ことが出来ますね。
▲黒田知永子さんプロデュース企画【Kcarat】発『レース使いニットプルオーバー(Kcarat)』です。
「大人ならではのレース使いとは?」と悩む私に黒田さんが教えてくれました(笑)。
甘くなりがちなレースをニットと組み合わせることで大人の表情に仕上げているとのこと。なるほど50代になった私も着てみたいシンプルだけど上質レースに納得しました。
- 着心地良いラグラン袖に高級感あるレースの組み合わせはやはり大人の余裕を感じます。
- 高級感ある大きなレースが目を惹きます。
- ニット部分は綿麻レーヨンを使用したミドルゲージでさらっとした肌ざわり。
- シックに黒のレースも素敵です。
▲ベルメゾン展示会にて一際多くの人の注目を集めていた『ジャカードプリントスカート(GILLY-COU)』です。
スカートの近くによって見ると白地部分に凹凸=クロコダイル風のジャカード素材になっていることがわかります。
目に鮮やかな「花がらプリント」は京都の伝統的なプリント工場で製作とのこと。
シンプルなタイトスカートも飛び切り上質な材質を合わせることで存在感が生まれることをしりました。
キレイ目トップスで女性らしさを演出する。
▲大人の定番ドット柄キレイ目トップス『ドット柄アクセサリー付きブラウスセット』です。
上品な女性らしさを演出出来るブラウスは大人女性として用意しておきたいアイテムのひとつです。
写真:アンダー&オーバー2枚重ねて着るブラウスセットになっています。2枚重ねたことで女性らしい優しさが際立ち美しいです。
ネイビーの他「ベージュ」カラーも展開。どちらも大人の女性にこそ似合う定番カラーです。
- アンダーに着るカットソー単体でも着回し出来るので便利。長めに作れているので気になるウエストまわりもさり気なくカバーしてくれます。
- ドレープが効いたオーバーブラウスは女性らしさの象徴。アクセサリーもセットになっているのが嬉しい。
- 透け感のあるドット柄のシフォンが美しい。
- シフォンを切替えがお洒落。
▲プリント柄に思わず目を奪われそうになるフランス製のシルク素材で仕立てたられた『フランスプリントブラウス』です。
上質なシルクブラウスは肌触り良く着ていて気分が良いのも魅力のひとつ。
写真:プリントで有名なフランスのスプリンテックス社の生地を採用とのこと。
若い頃は軽くて吸湿性が良いシルクの機能性重視でもっぱら無地シルクばかり使っていたけど、50代になった今は魅せるシルクを着てみたくなりました。
- 水彩画の様な淡い色彩が魅力
- ふんわりと着ることが出来るデザイン
- 袖口アクセントに配された透け感あるネイビー
- 後ろ身頃にもアクセントにネイビーを採用
ミモレ丈ボトムスでトレンド感を出す。
黒田知永子さんプロデュース企画『ギャザースカート【ネット限定カラーあり】(Kcarat)』です。
昨年あたりから40~50代に嬉しい「ミモレ丈」にトレンド感が出てきて嬉しい限り。
40~50代であれば誰でも持っているミモレ丈スカートだからこそ違いを魅せたいと思った時に見つけたアイテムが写真ギャザースカートでした。
第一印象は「至って普通の綿スカート」だったのに実際に服に合わせて見ると印象が全く変わって「清楚にして綺麗」といった印象。
微光沢とハリ感より醸しだされる上品な雰囲気があるのだなと思いました。
1枚で主役級の上質なシャツを着る。
イタリア発インポートブランド『配色プルオーバーシャツ(VLT’S by VALENTINA’S)』です。
一定の年ににならないと似合わないと思うアイテムのひとつにイタリアブランドの洒落っ気たっぷりのシャツ。
私がイタリアブランドのシャツに目覚めたのはレナウン公式オンラインストアで扱っているブランド「MANO:マーノ」を知った時から。
あれは今から約30年前。
MANOより展開されていた「メンズシャツ」イメージ=ジローラモさんそのもので(笑)、私と友だち二人で「このシャツを着こなせる日本人男性は果たしているのかな?」など呟きながら眺めていたものでした。
写真の例は大人しめながら正真正銘イタリアテイストたっぷり。1枚で主役になれるシャツです。
- 襟口はデニム調素材を使ってアクセント。
- 袖口裏側には小花柄のプリントを使っています。
- 襟、右前立て部分にも袖口同様デニム調と小花柄プリントを採用
- ストレッチ性と表情のある変り織りになっています。
カジュアルダウンできてこそ今どき。
『裏やわらかパーカ(Kcarat)』です。※記事執筆時点で売り切れでした。再入荷を期待します。
流行を追いかけて自分を見失うことはしたくない40~50代も「トレンドはちゃんと知っています」程度の余裕は魅せたいもの。
そこで取り入れて置きたいことのひとつにカジュアルダウンで抜け感を演出するという小技。
キレイ目アイテムにカジュアルなアイテムを合わせる、単純にそれだけのことなのだけどさすがにしっかり大人な40~50代に「◯ニクロ」ではチープ感が大きすぎる。
上質感あるパーカ、或いはスニーカーあってこそのカジュアルダウンだと思います。
写真:1枚は欲しいと思っていた白パーカだけど女性らしく洗練されたデザインに一目惚れしました。
センターのジッパーは上下から開閉かのうなのでスタイリングもし易いのがグッド。
首元に大きめのアクセサリーをつければ大人の女のこなれコーデの出来上がりです。
4. まとめ
つい最近50代になったこともあって「50代に合う服」について考えるようになりました。
50代になってますますキレイだなと思う有名人を例に取るとまず思い浮かぶのは「Vialamo:ヴィアラモ」にモデルとして登場、黒田さん。
雑誌「HERS」にモデルとして登場、賀来千香子さんや萬田久子さん。そしてテレビCMを見て50代になって「最近キレイになったな」と思うはタレントのまちゃみさん。
50代になって尚いきいき素敵な女性たちの共通項は「もう若くはない」と嘆くことが多かった40代を過ぎて、ある意味悟り境地なのかな?余裕さえ感じます。
私自身、50代に入って間もなくだけど、50代とは「肩の力を抜いて自分らしいスタイルを貫くことが出来る年齢」気がしています。