ファッション講座「アウターの着こなしを今年らしく!母娘の冬のお出かけスタイル」に参加。
今年トレンド「チェスターコート」を今年らしく着こなす方法について年代別※にまとめてみました。
※娘スタイル=10代後半~30代、母スタイル=40代~と想定し記事を展開しています。
- 目次
- 1.チェスターコートの選び方
2.コーデ入門編
3.コーデ上級編
4.年代別お出かけスタイル完成形
5.PLSTのチェスターコート
6.コーデ登場トレンドアイテム
9.まとめ
1. チェスターコートの選び方
POINT! チェスターコートは「大きいな」と感じる程度がベスト。
2015年秋冬主役となるアウターは英国にルーツを持つ正統派「チェスターコート」。
トレンド感あるチェスターコートの選び方について
70年代ブーム再来となる今年、ビッグシルエットは要!?
PLST(プラステ)ブランドファッションアドバイザー桝田さんによると「ちょっと大きいかな・・」「(着ていて)隙間があるな・・」と感じる程度が丁度良いとのこと。
ベースとなるコートの上からアクセントとして大判ストールやショールを巻く、クロップドパンツを穿くことで抜け感を出すことでバランス良く着こなせるようになるそうです♪
POINT! 顔映りを意識したカラーを選ぶ。
コートというと無難なところで「黒(ブラック)」など暗色系を選びがちですが顔映りが悪くなることもあるので要注意です。
私しかり特に40代からは「ライト・グレー」のような明るいカラーのコートを着ることで顔映りが良くなり、全体の印象が明るくなります。
POINT! 今年らしくコーデするならワイドorティーパードパンツ
チェスターコートを買うなら合わせてボトムスにワイドorティーパードパンツを用意したいう!
ゆったりチェスターコート+ワイドorティーパードパンツだけで今年らしさを演出できると言っても過言ではありません(笑)。
百聞は一見に如かず、以下PLST新宿店で実際に見てきたコーデ例を参考にして下さいね!
2. コーデ入門編
チェスターコートに初めて挑戦する、或いは慣れていない人にオススメのコーデ初級編です。
娘スタイル(10代後半~30代)、母スタイル(40代~)の年代別に基本となるコーデパターンを紹介します。
その1. 娘スタイル初級コーデ基本編
- 「黒ニット」と合わせて今年トレンドのワイドパンツ「 黒クロップドワイドパンツ」をアンダーに、グレーカラーのチェスターコートを羽織ります。
- コートの上からチェック柄大判ストールを巻くことで華やかな雰囲気に変わりました。
血色が良い若い世代はやっぱり「黒:ブラック」が似合いますね!←羨望(笑)。
シンプルながら都会的な雰囲気に仕上っています。
また大きめアイテムを敢えて着ることで手首や首元など露出した部分が細く見える・・・女性らしい華奢なスタイルを演出できますね。
チェスターコートに限ったことではないのですがトレンドを追いかけてふと周囲を見たら皆同じ格好をしていた!
という事がないようにワンランク上のコーデを目指す&個性を表現するならストールorショール類は必須アイテムです。
その2.母スタイル初級コーデ基本編
母スタイル=40代からの今どきチェスターコート入門コーデです。
- 明るめアウター(キャメル)に暗め(ブラック)のインナーを合わせた様子。色の組み合わせとして定石、悪くはないが・・・
- 明るめアウター(キャメル)に明るめ(ホワイト)のインナーを合わせた様子。黒と合わせた時と比べると一気に明るくなりました。
- 2のパターンに大判チェック柄のショールを合わせた様子。
POINT! 40代~はアンダーをオフホワイトに統一することで明るい印象を作ることが出来る。
PLSTブランドファッションアドバイザー桝田さん曰く「キャメルは顔映りが難しい。バッチリ似合っている人は実はそうはいない」とのこと。
「キャメル」に合わせるといえば「ブラック」が定石ですが顔色が暗くなる難点があるそうです。
キャメルのコートを着て顔映りを良くするためには全身オフホワイトでアンダーをコーデすること。
上記1~3コーデ例で言うと40代からは2or3がより良いコーデとなりそうです。
「でもアンダーに白を着たら太って見える~!」
私しかり、アンダーをオールホワイトにすることに対して少なからず抵抗があるかもですが(苦笑)アンダーの色を明るい色に変えただけで全体の雰囲気がガラリと変わったことに正直びっくり!
暗い色を着ることが出来たのは血色が良かった若い頃の特権だったのだ!ということを悟りました。
同時に今の自分にとって本当に似合う色、コーデとはどのようなスタイルなのか、知っている人=本当の大人だと思えてきます。
その3.初級コーデ応用編~コートの色を変えてみる。
前例では娘スタイルとしてグレー、母スタイルとしてキャメルのチェスターコートコーデ例を紹介しましたが基本を守れば交換して着ることも可能です。
同じチェスターコートであってもグレーまたはキャメル、色が変えるだけで雰囲気はガラっと変わる!
母娘で色違いのチェスターコートを買って、時々交換して着ることができたらお得&素敵ですね!
- 娘スタイル(10代後半~30代)のチェスターコートをグレー→キャメルに変えてみた様子。
- 上記スタイルにタータンチェックの大判ショールを掛けた様子。
「キャメル+黒:ブラック」或いは「ベージュ+黒:ブラック」スタイルが出来るのは若さの特権!?
さりとて全く子どもっぽくないところが絶妙。女性らしい気品漂うコーデが素敵です。
- 母スタイル(40代~)のチェスターコートをキャメル→グレーに変えてみた様子。
- 上記スタイルにファースヌードを付けた様子。
顔映りが良い明るめカラーという意味で母世代、40代以降女性にはキャメルの他にもグレーカラーのコートもオススメです。
ファースヌードを首元に巻くことで更に華やかな雰囲気を演出することが出来ます。
ちなみにキャメルに比べてホワイトに近い明るさを持つグレーの場合、インナーに暗めのアイテムを合わせてもOKとのこと。
グレーのアウターであれば貯め込んでしまった黒を無駄にしなくて済みそうです(笑)。
3. コーデ上級編
チェスターコートに慣れてきたら挑戦したい上級者編です。
チェスターコートをよりモードに着こなしていくポイントを教えて貰いました。
初級編同様、娘スタイル(10代後半~30代女性)、母スタイル(40代~)に分けて年代別コーデとポイントを紹介します。
上写真:PLSTブランドファッションアドバイザー桝田さんが上級者向けにセレクトしてきたチェスターコート2タイプです。
どちらも素敵なコートですがさて年代別によりマッチするコートはどちらでしょう?
娘スタイル(10代後半~30代女性)上級コーデ
2015秋冬ジェンダースタイルを極めるならチェスターコートのカラーは「黒:ブラック」。
初級編でも書きましたが血色が良い、「黒:ブラック」に顔色が沈まない年齢であれば是非、挑戦して欲しいコーデです。←(再び羨望。)
ちなみにモード感を出すポイントは色を使い過ぎないこと。
黒と白、グレーだけでコーデされた様はお洒落上級者!このままパリの街を歩いて欲しい雰囲気です。
母スタイル(40代~)上級コーデ
「ブラック(黒)、グレーをベースにモード感を表現している」という意味で娘スタイル(10代後半~30代)と同じ色使いながらアイテムによってここまで違った印象になる好例。
見ているだけで思わずため息が出るような「Room no.8チェスターコート」の存在感はさすが。
レース使いがエレガント。女性らしさを際立たせます。
「顔映りが悪いからもう黒:ブラックのコートは着られない」と少々落胆していた私でしたが、若い時には着負けしていたハイグレード・インポートアイテムも大人の余裕で今なら着ることができそうです。
写真左:Room no.8チェスターコートの上からファースヌードを首に巻いて更に華やかに。
写真右:大判チェック柄ストールを首に巻いてチェックオンチェックのスタイル。
チェック柄の上に別のチェック側を合わせる。
一見すると煩いイメージがする組み合わせもカラーを押さえる、同色系を使うことで超・上級コーデに仕上がります。
4. 年代別お出かけスタイル完成形
母世代モデルとしてPLSTブランドファッションアドバイザー桝田さん(写真右:身長158cm)と娘世代モデルとしてPLST新宿店スタッフ増尾さん(写真左:身長152cm)お二人並んでもらいました。
仲良し母娘で街中を歩く雰囲気そのまま、素敵なコーデですね。
正直、ビッグシルエット=長身でないと着こなすことは難しいと思っていたのですが、若手代表、増尾さんの身長が152cmと聴いてびっくり!
首元にアクセントをつける、足元を軽くすることで全体バランスが取れることを確認しました。
写真左:「黒:ブラック」のチェスターコートに「黒:ブラック」系ファースヌードを合わせるとラグジュアリー感が出て素敵です。
チェスターコートに合わせたい靴の基本はトラディショナルな革靴、或いはサイドコアブーツがベスト。
もちろん足元で敢えてカジュアルダウン、スニーカーでもOKです。
次章からはコーデで紹介したPLSTアイテムについて個別に紹介していきます。
5. PLSTのチェスターコート
PLST(プラステ)先行予約回で大反響だったチェスターコート。
中でも人気があったカラーは定番ブラック(黒)を抜いてキャメル、グレーの2カラーだったそうです。
キャメルカラーと人気を二分していたPLST(プラステ)チェスターコート(グレーカラー)です。
襟元に寄ってみた様子です。
飽きのこないシンプルベーシックなデザインはスカート、パンツ、ワンピース、どんなスタイルにも合わせやすいのが嬉しい。
厚みがあるしっかりした襟、上質な質感は長く使うことができそうです。
上品でしっかりした袖口です。
シンプルベーシックなアイテムだからこそ上質なものを選んで長く使いたいですね。
写真左からカラーグレー、キャメル、ブラックです。
6. コーデ登場トレンドアイテム
✅ワイドパンツ
娘スタイル上級編に登場したワイドストライプパンツです。
今年トレンドのワイドパンツとピンストライプが組み合わさって、まるでスーツを思わせるテイストで今年らしさ満載のパンツです。
キチンとした印象がある一方でPLST(プラステ)ならでは柔らかな生地で穿き心地が良さそうです。
2015年秋冬PLST(プラステ)ではチェスターコートと合わせて穿きたいベーシックタイプのワイドパンツも多数展開。
スタイルに合わせて複数カラー何枚か用意しておきたいですね。
ワイドパンツならでは足の動きに合わせて流れるシルエットを作り出していく柔らかな生地が素敵です。
気になる腰回りもスッキリと仕上っていました。
✅大判ショール
PSLT(プラステ)新宿店にはチェスターコートスタイルをワンランクアップさせてくれる!ショールやストールもたくさん揃っていました。
「Johnstons of Elgin(ジョンストンズ)@英国」のタータンチェック柄のストールです。
さすが英国製、さすが正統派、全アイテムの中で個人的に一番惚れたアイテムです。
インポートの中でも6万円台!
さすがに即決することは出来ませんでした…orz。
モード感を出すのにピッタリ!
カラーを押さえた大判ストールも素敵です。
前出「Johnstons of Elgin(ジョンストンズ)」のストールに比べてかなり値頃感がある「バッファローチェック大判マフラー」のストールです。
今冬トレンドカラーに何気に加わっていたのが「赤」。
元気が出るカラーとして雑誌でも多く登場しているとのこと。
コーデが難しいとされる「赤」ですが数あるアイテムの中でショールは最も取り入れ易いアイテムですね。
しっかり大判なのでチェスターコートに合わせて羽織るサイズとして丁度良さそうです。
グリーンベースのタータンチェック起毛マフラーもありました。
マフラーですが大きめサイズ。
チェスターコートにも合わせても遜色なく使えそうです。
✅リアルファー
1万円台で買うことが出来るPLST(プラステ)の目玉アイテム・・・と私は呼んでいます(笑)「レッキスファーカラーブロックスヌード」です。
本格的に寒くなる季節にオススメは長めのファー。
1つのファーの中でグラデーションがかかっているので出す面によって表情を変えてくれるスグレモノです。
ファースヌードを二重にして巻いた様子です。
ラグジュアリー感たっぷりで年末年始の行事、パーティーシーンにひとつあると重宝しそうです。
まとめ
PLSTファッションセミナーに参加して
当記事で紹介している内容はPLST(プラステ)東京新宿店で開催されたファションセミナーで学んだことを元にまとめています。
PLST発リアル・クローズ。
トレンド感を出しつつも上質で使いやすい。
普段使いとして直ぐにでも取り入れることができるベーシックアイテムが多く揃うPLSTは年代を越えて長く愛用できるブランドだと改めて思いました。