NHKあさイチで放送された特集「失敗しない服の買い方」を参考に、私自身の失敗談も織り交ぜ(苦笑)ネット通販で買って後悔しないための服の選び方、買い方をまとめてみました。
「サイズが合わない」失敗を防ぐために。
1.サイズだけで判断は危険!
ブランドによって服を作る際にモデルとなるボディサイズが異なるため。
例えば同じ9号サイズであってもモデルとなるマネキンボディのウエストは67㎝だったり、65㎝だったり、様々です。
そういった意味で久しぶりに9号の服を着て「あれ、太っちゃったから次回からは11号を買おう」と考えるは早計。
同ブランド&同サイズを着比べて初めて「太った」「痩せた」と判定しましょう(笑)。
「ヌードサイズ」と「実寸」
ネット通販で服を買った際に「サイズを確認して買った筈なのに合わない!」といった失敗をしたことがある人(=私です、汗)は「ヌードサイズ」「実寸」について混同しているのかも知れません。
ヌードサイズ | 何も着ない状態で身体を計測した値 |
実寸 | 洋服そのものを計測した値 |
洋服につけられている「タグ」にはヌードサイズ、いわゆる裸の状態で計測した値が示されています。
他方、ネット通販で表示では「実寸」すなわち服自体を測ったサイズを表示していることが多くなっています。
「タグ」と「実寸」を混同しようものなら大変・・!でしたね(苦笑)。
特にボトムス。
「タグ」に表示された「ウエスト=66㎝」であればジャストフィット!とばかりネット通販で「実寸=66㎝」のスキニーパンツを購入した時のこと。
どう考えても一まわり以上小さい!実際に穿いてみるもキツクてどうにも入らない!!
それでも、今どきスキニーパンツはストレッチ性が高く無理やり穿いていましたが(爆)40代以降、身体を締め付ける服は血行によろしくないと知り結局、今ではタンスの肥やし化しています。
「実寸」と「ヌードサイズ」くれぐれも気を付けてチェックしてみてくださいね!
予め計測しておくと便利な「実寸」
「この服は着心地が良い」「この服は自分にぴったり!」と思うその服を採寸、メモしておくと便利です。
パンツ、シャツ、それぞれ測っておくと便利な実寸は以下のとおり。
パンツ | ウエスト、股下 |
シャツ | 裄丈 |
ネット通販では何かと敷居が高いといえばボトムス、パンツですが自分に合う服のウエスト、股下さえ押さえておけば怖いモノなしです!
ちなみにパンツの場合、ローライズorハイウエスト、何れのデザインかによって実寸サイズも大きく異なってくるためデザイン別に自分に合うパンツの「実寸」をしっかり測っておきましょう。
シャツで測っておきたい実寸は裄丈。
裄丈とは首つけ根の中心より肩を通って袖先までの長さを差します。
「袖丈=袖そのものの長さ」としない理由はドロップショルダーなどデザインによって袖丈の長さも大きく異なってくるため。
「裄丈」であればデザインに因らず自分にぴったりのシャツを見つけることができます。
何れにせよ、正しく測ることは大切。いい加減に測って「あら、ズレていた」では意味がありません。
ジーンズ・サイズの選び方
通販で購入する上でもっとも難しいボトムス。
2022年6月7日NHK放送あさイチ特集”いくつになっても着こなしたい”でジーンズのサイズの選び方を特集していた内容を紹介します。
必ず測るべき場所は?
通販でジーンズを買うために必ず計測が必要な場所はウエスト、ヒップ、ワタリの3箇所です。
以下、ひとりでも正確に測る方法を深掘りします。
ウエスト
ウエスト=へそ周りとは限りません。
ひと言でジーンズと言ってもローライズ、ミドルライズ、ハイライズなどデザインは様々、それぞれウエストの位置も異なります。
よって自分のウエストを計測すべき位置=各モデルのベルト位置になります。
メジャーが背中側でたるんでいないか、横目で鏡を見ならがら測ります。
ワタリ
通販で購入したジーンズ。
ウエストはジャストフィット!入ったのにワタリが入らず断念する人が意外に多いのだとか。
ウエストの場合、多少誤差があってもベルトで調整できるもワタリは難しい!
股の付け根をしっかり測りましょう。
得てして足の付け根にメジャーをピッタリつけることなく測ってしまうと人が多いとのこと。
しっかり太ももの一番太い部分=付け根を測りましょう。
ヒップ
お尻の一番膨らんでいる部分を測ります。
後ろ側でたるみがないか鏡を見ながら測りましょう。
股下
フィット感とは直接関係ないのですがジーンズの丈を決める股下の正しい測り方もお伝えします。
カラダが相当柔らかくないと測れないと思われがちな股下ですが「地面~くるぶし」まで測れば実は股下サイズを計算することが出来ます。
- 雑誌を両足に挟んで壁に横向きで立つ。
- 雑誌上部分と同じ位置の壁に付箋を貼る(A)。
- 地面からくるぶしまで測る(B)。
- 股下サイズ=(A)-(B)
自分にあうサイズの選び方
自分自身のウエスト、ヒップ、ワタリを正しく測れた!と思ったらいよいよ通販で販売中の気になるジーンズサイズを確認します。
ウエスト、ヒップ、ワタリがジャスト規格にマッチしていれば良いのですが得てして「帯に短したすきに長し」ぴったりサイズが見つかるとは限りません。
まず1cm程度であれば許容範囲です。
素材がポリウレタン混であれば伸びるため安心です。
「イメージと違った」失敗を防ぐためには?
イメージと違うなぁ~と感じるパターンで多いと言えば服全体の印象を決める色味、カラー、発色などです。
ネット通販サイトでは実際に肉眼で見た時の印象にできるだけ近づけるためにパソコンで調整をしているとのこと。
それでも(これは実店舗で実際に服を見ていてもある事ですが)どんな場所で閲覧するかによって色味が違った印象に見えてしまうことも確かです。
蛍光灯の下、電車の中、戸外、どこで服の画像を見るかによって色味イメージはかなり異なってきます。
参考まで、環境によってニュアンスが違って見えることが多いとされるカラーは以下のとおり。
- カーキ
- ベージュ
- パステルカラー
色味の違いでガッカリしないためにはカーキ、ベージュ、パステルカラーの服選びは慎重に。
知っているブランドを買う。
慎重派、ネット通販買い物初心者におススメ!
自分自身、これまで実際に着たことがあるブランドの服であればネット通販であっても「サイズが合わなかった!」リスクは殆どありません。
私自身、数々の失敗を重ね今では勝手知ったるブランドに落ち着きつつあります。
これまで一度も着たことがないブランドに挑戦する場合は誰もが良く知る老舗ブランド、老舗デパートなどで「40代向け」など銘打って販売されている服を選びましょう。
40代以上向けの老舗ブランドともなると決して安くはないのですが、気にってヘビロテ、使用頻度を考えると完全に元が取れていると感じています(経験談)。
「サイズが合わない場合は返品可能か?」規約を確認する。
最後に「ネット通販は実際に買う前に試着できないから買わない」「心配」という人はちょっと待った!
昨今、ネット通販サイトの殆どは「サイズが合わなければ返品可能」というスタイルをとっている場合が多くなっています。
何かとテンションが高くなっている実店舗ではサイズ合わせをしていても意外に合っていないことが多いもの(経験談)。
要は考え方次第、自宅でゆっくり&冷静に、場合によっては家族にもチェックしてもらって、サイズを確認できることはネット通販ならではと考えることも出来ます。
はじめてのネット通販サイトを利用する場合、返品規約を確認してから購入するようにすれば安心です。
アフターサービスが充実しているネット通販とは?
個人的に利用しているネット通販の中で、返品を含むアフターサービスが手厚いと感じているブランドを例に実際にどのように返品するのか紹介します。
記事執筆時内容です。最新情報は各通販サイトで確認してください。またセール品等はサービス対象外となる可能性があるため注意してください。
例:セシール公式通販
通販サイトでは老舗中の老舗。お手頃価格でインナーからお出かけ着まで揃います。
商品到着後15日以内であればセシールの返品・交換サービスを受けることができます。
私自身、ブラジャーのサイズ違いで交換をしたことがあります。自己都合かと思ったのですがセシール負担で交換に応じて貰えました。
期間限定ですがセシールサイト内より購入可能な姉妹ブランド「イマージュ」含む、はじめてセシール公式通販を利用する人限定で送料無料や割引サービスなどキャンペーンも多く展開。
キャンペーンを利用することでお得に購入することができます♪
参考にしたメディア等:2018年9月5日NHKあさイチ
更新:2022年6月7日:同日放送NHKあさイチ特集内容を追記