2015年12月NHK放送、ひるまえほっと特集「中高年の冬の着こなし」で放送された内容を参考にちょっと差がくつ大人の男性コーデポイントをまとめてみました。
中高年男性ファッションの悩み
NHKひるまえほっとにてインタビューに応えていた50~70代男性の声を拾うと以下のとおり。
- 何時も黒っぽい服ばかり着ている。
- 建物の中は暑く外は寒い。
- 温度調節が難しい。
- 厚着をしていても手足は冷たい。
インタビューに応えていた場所は東京銀座ということもあって「ベージュでカラーコーデしてみました」と語る70代男性、或いはフェルトつば広帽をお洒落にかぶる男性などお洒落を積極的に楽しんでいる男性もいらっしゃいました。
ただし多くの男性は「何時も同じ感じ」「全身真っ黒」など悩みを抱えている人が多く見受けられました。
悩める男性の共通点は「コート」=「防寒具」と考えている人が多くいました。
ありがちなスタイルと問題点
スーツ+ダウンジャケットスタイル
問題1:ON/OFFを分けていないため常にワンパターンスタイルに陥る。
解決1:ON/OFF別のコートを用意する。1枚で済ませたい場合はリバーシブルのコート、ジェケットを利用する。
問題2:ふくよかな人がダウンジャケットを着るとよりふくよかに見える。
解決2:ウールコートなどに変える。
オフィスカジュアルでノーネクタイ
問題点:何となく締りがないスタイル。
解決法:スカーフを首元に巻く。温かさもプラスされるので冬スタイルに特にオススメ。
中高年の冬コーデポイント
体温調節が便利なコーデ
体温調節が便利で且つ着膨れすることなく保温出来る方法は「コート内側に”首”部分にホッカイロを貼る」こと。
一般的にホッカイロを腰部に貼る人が多いですがアウトドアよりインドアへ入った時など暑くなった時に外したくても簡単に外すことができません。
その点でコートであれば脱ぐだけでOK。
スマートに体温調整することが可能です。
ちなみに保温のポイントは「首」が付く部分を温めること。「首」の他に「手首」「足首」なども暖めると良いとされています。
冷気は表に出ている手先から持ち込まれることが多いため冷え内に手袋を上手に使うことが大切です。
しっかり保温しながらお洒落する。
冷え性の男性にオススメスタイルは「タートルネック+マフラー」スタイルです。
タートルネックは保温の要、首を保温してくれます。
マフラーを使うことで縦長ラインを作りスリムに魅せることが出来ます。
トレンド柄チェックを魅せて明るいコーデにシフトする。
脱「いつも真っ黒」する方法としてトレンド柄であるチェックを取り入れる方法があります。
具体的にオススメ&簡単なカジュアルスタイルはジャンパーの下にチェックシャツ、更に重ねて明るい色のトレーナーを着ること。
首元にちょっと見えたチェック柄がお洒落です。
またちょい魅せチェックとしてオススメスタイルとして明るい色のパンツ。
折り返し部がチェックになっていることで防寒とお洒落を同時に楽しむことが出来ます。
チェック柄ではありませんが黒いコートを茶系コートに変えるだけで明るい雰囲気に一気に変えることができます。
髪の毛の色が茶色っぽい人は髪の色とコートの色がマッチするので特にオススメ。
参考コーデ
チェック柄と言っても実に多種多様。
「気に入ってほぼ週末毎に着ているよ」と語る男友だちの写真を撮らせてもらいました。
「毎週末着ていたらワンパターンだよねぇ」と思いつつも冬に鮮明な青色と珍しさも相まって何度見ても鮮度を失いません。
今冬トレンドカラーであるカーキのジャケットよりチョイ出ししたチェック柄がお洒落です。
カーゴパンツ折り返し部がチェック柄になっているカーゴパンツも穿いていたので合わせて写真に撮らせて貰いました。
「今流行の機能性ウエアではないけれど二重になっているから温かいよ」とのこと。
ほんのちょっとチェック柄が見えることでお洒落度がグッと上がる好例ですね。
まとめ
大切なポイントは「お洒落」と「防寒」を切り離して考えないこと。
小物を上手に使うことでお洒落と防寒を上手に両立することができます。
オススメ小物は帽子、スカーフなど。
女性と違って使える小物が少ない分、使える小物は最大限お洒落に使いましょう。