東京で開催されたファッションイベントにて秋冬トレンドブーツをチェックしてきました。
取材先:べネビス、リゲッタグラマラス
秋冬ブーツのトレンド
●デザイン
今秋冬ブーツはサクっと履きやすくコーデに合わせやすいショートタイプが主流。
ヒールはボリュームボトムスに合わせやすい太目がトレンドです。
カラー人気はダントツで黒ですがディテールに差をつけることで個性を演出するのが今年流。
●長く履いて疲れない、匂わない
冬になると出番が多いブーツ、長く履いて疲れない工夫を各ブランドこらしています。
ブーツではマスト!防臭対策が施されたタイプも多く登場しています。
●素材
本革、合皮共に多く登場しています。
合皮の中には雨に強いタイプもあるので天候に応じて履き分けても良いですね。
2016秋冬ファッションイベントレポ
●本革アンクルブーツ
秋冬コーデに1つあると便利なアンクルブーツは出来るだけシンプルかつ上質なモノを選びたい人におすすめ!日本製本革アンクルハイヒールブーツ(ベネビス)です。
左からベージュ系、グレー系、ブラック、 ブラウン 全4カラー展開。
べネビスならでは長く履いて疲れにくい中敷き採用で女性の足にやさしいブーツに仕上がっていました。
アッパー | ブラック・ブラウン:牛革(スムース) グレー系・ベージュ系:牛革(スムース)×山羊革(スエード) |
ワイズ | 2E |
ヒール高 | 6.5㎝ |
重さ | 約300g(片足) |
予算 | 約16000円 |
本革ならでは美しい光沢感は使い込むほど味が増してきます。
今秋冬トレンドの太ヒール採用。
写真左側:ベージュ&グレー系ブーツのバッグスタイルがお洒落。同系色のスムース&スエードを用いて切り替えで変化を持たせています。
一方で写真右側:縫い目なく1枚のスムースで作られたブラック&ブラウンのブーツは圧倒的な高級感。大人が履くブーツに相応しい気品を感じることができます。
シンプルブーツにディテールで個性を出すのが今年流。サイドに入ったベルトデザインが足元を引き締めます。
ファスナーは外側から目立ちにくい内側仕様。インソールぎりぎりまでほぼ全開できるので着脱も楽ちんです。
履いてみた様子
個人的に一番気になったカラーであるベージュ系を履いてみました。
太ヒールならでは履き心地は高さ6.5㎝を忘れてしまうほど安定感抜群です。
前方から見ると光沢感ある質感、後方から見るとスエードならでは優しい質感、見る方向によってニュアンスが違ってお洒落です。
●日本製本革サイドファスナーブ―ティ
日本製本革サイドファスナーブーティ(ベネビス)です。
べネビスならでは長く履いて疲れにくい機能は織り込み済みなので安心して長く履くことができます。
アッパー | 牛革(ヌバック)×牛革(スムース) |
ワイズ | 2E |
ヒール高 | 6㎝ |
重さ | 約260g(片足) |
予算 | 約20000円 |
左からブラック、ネイビー、オークの 全3カラー展開。
無駄を排したシンプルなデザインながら前方アッパーとカカト側で同色系で革の素材を切り替えることで変化をもたせています。
写真中:ネイビーは限りなく室内で見ると黒に近い印象。写真左:ブラックカラーのブ―ティと並べて初めて明るいトーンであることが分かります。
抑えめなトレンド太めヒールを採用で安定感あるスタイルになっています。
敢えて外側につけられたゴールドのジッパーがワンポイントになってお洒落です。
履いてみた様子
同色系ブーツで履き比べるするために前出ブ―ティと同じブラウン系を履いてみました。
細い手首を魅せると女性らしいスタイルになるのと同じ論理。
足の中で最も細い足首を敢えて魅せることで細見え効果。ふくらはぎ成長著しい(苦笑)私の足でも颯爽と外へ出かけたくなります。
参考まで、ベルメゾン女性スタッフさんのコーデが素敵だったのでご紹介。
本人に未確認も記事紹介「日本製本革サイドファスナーブ―ティ」(ブラック)を履いていたと思われます。
パンツは黒田知永子さんプロデュースプロデュースで話題!ウエストリボンガウチョパンツ(Kcarat)。
漆黒ブラックが際立つワイドパンツとブ―ティの組み合わせはシンプルな装いゆえに品格を持つ大人コーデのお手本のようでした。
?履き心地絶対重視な人におススメ!リゲッタのブーツ
前出べネビスブーツも十二分に履き心地が良いのですが上には上がある!?
履き心地絶対重視な人におすすめ!リゲッタのブーツです。
アッパー | 人工皮革 |
ワイズ | 3E |
ヒール高 | 7.5㎝ |
重さ | 約290g(片足) |
予算 | 約16000円 |
リゲッタの靴が歩きやすい理由は下駄の理論。
つま先に体重移動することでリゲッタのアウトソールがスイっと前へカラダを押し出してくれます。
写真上:アウトソール面積が広いためカカトからしっかり着地、地面全体をとらえます。
写真下;足裏形状に合わせて作られたリゲッタオリジナル。取り外し可能なので衛生的に使えます。
筒部分は後ろから前へ向かって傾斜が付いたデザイン。
ブーツ開閉はサイドに付けられています。
定番ブラックブーツからは写真左:ベーシックタイプと写真右:スエード調、2タイプを展開。好みに合わせて選ぶことができます。
履いてみた様子
一般的なブーツのワイズ2Eのところ3Eと広めなので幅広な足の私も楽々履くことができました。
ヒール8.5㎝という感覚は殆どないです。安定感があって長く履いても疲れないだろうなあと思わせてくれます。
合わせてCHECK!リゲッタのロングブーツ
リゲッタ(Re: getA) グラマラス ロングブーツ 【ブラック】です。
ショート丈ブーツと値段が殆ど変わらず予算1万円で買えるのが嬉しい。
ヒール高さは7.5㎝ながら中敷きルーペインソールとリゲッタ理論に基づくアウトソールのおかげで安定感は盤石。
ロングブーツなのに重さ約300g(Mサイズ片足)と軽いのも嬉しい。
軽くて柔らかな人口皮革なので折り畳めばコンパクトに収納することもできます。
リゲッタ(Re:getA) グラマラスロングブーツ
グラマラスロングブーツを履いてみた様子です。
海外ブランドのロングブーツの場合、時々ふくらはぎが入らないことがある(悲)のですが、余裕をもって履くことができました。
履くだけで存在感たっぷりロングブーツは履くだけで印象がガラっと変わります。