鳥取県のアンテナショップで購入した「レンジでかき餅」を作ってみた感想です。
電子レンジの中でみるみる膨らむ様子は理科の実験さながらで楽しいです。
レンジでかき餅
写真:鳥取市さわだ農産「レンジでかき餅」は希少なもち米「美歎もち米」から作られた「かき餅」です。
家庭にある電子レンジで簡単&手軽に調理出来ます。
作り立てのかき餅はふわふわ&サクサクっとしてクセになる味です。
1袋に4種類×2枚=計8枚の「レンジでかき餅」を楽しむことが出来ます。
主原材料となるもち米には自信の表れ!?しっかり鳥取市国府町産と記載されています。
その他原材料は砂糖、サツマイモ、赤米、紫黒米、塩と極めてシンプルです。
調理の様子
調理前レンジでかき餅(写真:紫芋)を皿に載せて電子レンジ自動モードで加熱します。
参考まで、我が家の電子レンジの場合は自動モード=1000wです。
1000w自動モード約30秒経過で自動停止した直後のかき餅の様子です。
電子レンジの中でいったん大きく膨れたかき餅は取り出す頃にはあれよあれよという間に小さくしぼんでいきます。
「え、何で搾んじゃうの!」など焦りは禁物です(経験者は語る、笑)。
膨らんだ「かき餅」が縮んでしまう理由は未完成だから。焦らず裏返して再加熱を行います。
ひっくり返して再加熱直後の様子です。
我が家の電子レンジ(1000w)の場合、約20秒加熱したのち自動停止しました。
2度目加熱を経てしっかり膨らんだままかき餅をキープできるようになりました。
めでたしめでたし。
一部に硬いままのかき餅(色が濃くなっている部分)が散見されるため念押しで再加熱します。
我が家の電子レンジ1000wの場合、約15秒の加熱で自動停止しました。
じゃん!出来上がりです。
時間を置いても膨らんだ状態をキープできるようになっている、硬い部分がのこっていなければ完成です。
電子レンジ加熱時間は「レンジでかき餅」1枚をひっくり返しながら1000w×(30+20+15)秒=約1分間でした。
レンジでかき餅 大きさ調理前後比較 レンジでかき餅厚み 調理前後比較
調理前後の「レンジでかき餅」を並べて比較しています。
3倍以上の大きさには膨らんだかな?単純なモノで得した気分になります。
レンジでかき餅 調理前後比較 レンジでかき餅 調理後
こちらはプレーン味のレンジでかき餅を調理した様子です。
純白に膨らんだかき餅もまた美しいです。
実食感想
しっかり膨らんだ「レンジでかき餅」は手で簡単に割ることが出来るほど。
サクサクとした音だけでも食欲がそそられます。
空気をたっぷり含んだかき餅は口の中でホロホロ溶けるよう…
噛む程にほんのり甘味を感じて後引く美味しさです。
動画
百聞は一見に如かず! レンジでかき餅を作っている様子を動画撮影してみました。
暗く見えずらいのですがレンジでかき餅が電子レンジの中でみるみる膨らむ様子が分かります。
美味しく作るポイント
レシピはやっぱり大事!
しっかり膨らんだ「レンジでかき餅」はそれは美味しく感動を与えてるモノ。
他方、加熱が足りないと「硬くて食べられない」、反対に加熱過多だと焦げてしまうなど問題も起こります。
「レンジでかき餅」に限ったことではないも成功の近道はレシピ(作り方)に準拠して作ることに尽きます。
以下はパッケージ記載されていたレシピです。
材料:2枚分
1.500wで1分~1分20秒加熱する。
2.裏返して更に10秒加熱する。
自動モードは試す価値あり!?
我が家しかり様々な事情でレシピ通りに作れない場合は電子レンジの自動モードに任せてみるのもおススメです。
我が家の電子レンジの場合、レシピ記載の500wモード※がない!2枚ではなく1枚ずつ調理して食べたい!!ことから出力&時間調整に試行錯誤することになりました。
※我が家の電子レンジ出力=200、600、1000w
作り始めた頃はレシピにある500wに近い理由から600wで時間短縮を試みるもどうにも最適時間を見つけることが出来ずにいました。
「もしかしたらレンジに任せた方が良いのでは?」
開き直って電子レンジの自動モード1000wに任せてみたら万事オーライ、上手くいきました。
自動モードであっても1000w出力しない場合はどうなるのか、検証できていないためはっきりしたことは言えませんがあれこれ悩むなら試してみる価値はありそうです。
色が違うところは固いです。
写真:色が異なる角は加熱されていない=硬い部分です。
硬い部分が完全になくなるまで何度も再加熱する!という手もあるのですが折角美味しく出来たかき餅が焦げてしまったら大変!
ここは潔く切り取ってしまいましょう。
ちなみに切り取った硬い部分だけ再度レンジして膨らませるもよし。
でも小さすぎてレンジが反応してくれないかも。
そんな時は味噌汁などに入れて煮て食べれば無駄なく頂けます。
レンジモチアミがおススメ。
レンジでかき餅を作る時に使用した皿は写真右:レンジ用もち網が一番良いなと思いました。
レンジモチアミ同様、均等に加熱されることが出来る皿であればOKです。
まとめ
記事で紹介した「レンジでかき餅」は東京新橋にあるアンテナショップ「とっとり・おかやま新橋館」にて購入しました。
レンジを使わずそのまま食べることが出来る完成版「かき餅」も販売中!
自宅レンジで作った「レンジでかき餅」と違いはあるのか?完成版のかき餅も試してみたいと思っています。
詳細
製造元 | 鳥取市 さわだ農産 |
原材料 | もち米、砂糖、サツマイモ、赤米、紫黒米、塩 |
予算 | 1袋:350円※ |
※記事記載時の予算です。
編集後記(おまけ)
生おかき 生おかき説明
「もしかすると普通のかき餅もレンジで加熱&美味しく食べることができるのかな?」
好奇心に駆られ自宅にあったいわゆる「普通のかき餅」をレンジでチン、出来上がりと味を鳥取県「レンジでかき餅」と比較してみることにしました。
比較するために使った「普通のかき餅」原材料も極めてシンプル、安心して食べることができるタイプです。
おかき比較
写真奥:普通のかき餅
写真前:鳥取県レンジでかき餅
調理以前の段階で「レンジでかき餅」は1.5~2倍程度大きなサイズです。
調理結果
鳥取県「レンジでかき餅」同様、自動モードで普通のかき餅もしっかり膨らませることができました。
食感&味
鳥取県「レンジでかき餅」「普通のかき餅」共にレンジ調理しただけでしっかり膨らませることが出来たためサクサク感は実現できたと思います。
違いを感じたのは「ふわふわ感」。
鳥取県「レンジでかき餅」ならでは、とろけるような食感が魅力だな、と思いました。
味についても違いを感じました。
鳥取県「レンジでかき餅」はレンジ調理後そのまま食べることが出来るようになっている模様。ほんのりした甘味で最後まで美味しく頂けます。
他方「普通のかき餅」の場合、調理後に自分で味付けすることが前提になっているから(?)レンジで調理しただけでは今ひとつ物足りない味となりました。
油で揚げた訳ではないため上手くつかないものの塩やカレー粉を振って頂きました。
原材料の違い、はたまた調理前の大きさの違いによるのか不明ながら食感の違いも大きいなと思いました。
まぁ「普通のかき餅」はあくまでも”焼く”、或いは”揚げる”ことを想定して作られたものなのでレンジ調理は想定していない、違いが出て当たり前かも知れません。