谷根千巡りのついでに食事をできるところを求めて千駄木駅近くの洋食屋Legame(レガーメ)に行ってみました。
安心度
★★
小さい店ながらコロナ対策は一応やっているイメージ。
入口に入り直ぐの場所に消毒液を設置。ただし消毒するよう積極的に促されることはなかった。
ドアを少し開けて換気。
小さな店では簡単にできる一番良い換気方法だと思う。
スタッフはマスク着用。
但しスタッフ同士で不要の会話があった気がするも小さな声だったため不快にはならない範疇。
オープン直後17時と夕飯には早い時間を選んで予約したため入店時は私たち二人の他、誰もおらず非常に安心して過ごすことができた。
但し15分程度経った頃に3世代大家族がやってきて子どもたちが大騒ぎ。
こうなると小さな店は痛い。
小池都知事がいうところ「大声でしゃべらない、食事中は静かに黙って」とは全く反対の状況に食事も喉を通らない状態となってしまった。
客を選ぶことができないのは店側としても同じ。
客側で出来る対応としてはテーブル席が空いていてもカウンターにしておけばよかったと後悔。
ロケーション
★★★★
地下鉄・千駄木駅から直ぐ近く。
団子坂を上り始めて直ぐの場所にあるため谷根千巡りのついでに寄るには丁度良いロケーション。
食事内容
★★
私はビーフシチューを注文。予算1000円程度
鉄鍋に盛られてきたもアツアツ!というよりぬるかった。
量も決して多くない。
一緒についてきたパンもほんの気持ち程度。ビーフシチューだけでは女性の私でも満腹にはならなかった。
味は缶詰のデミグラスソースを使って短時間作ったシチューというイメージ。
もちろん缶詰のデミグラスソースも捨てたものではない。
具材ひとつでどうにでも店のオリジナリティを出せると思うも如何せん、目立つ具材はキノコ(しめじ)ばかりでシチューと言えばホロホロと口の中で溶けるような大きな肉の塊は皆無。小さ目の肉では食感を感じられずビーフシチューの醍醐味を感じることができなかったのは残念だった。
長男(30代)はミックスフライ予算1000円程度+ご飯は別途注文を注文。
注文後「メンチカツは大きいので揚がるまで時間がかかります」と言われた。
「さぞ大きなメンチカツが出てくるに違いない」と期待を抱くも出てきたのは至って普通のメンチカツだった。
これを揚げるために?どうして20分以上も時間がかかるのか不思議だった。
もしかしたら開店直後でほかにやることがあったのかな?
揚げたてなので最低限の味=アツアツの揚げ物を頂くことはできたも肝心要、待ちに待ったメンチカツが至って普通の味だったのは残念だった。
コスパ
★★
2人で2000円ちょっとで夕飯を食べることが出来ることから(料理の量は決して多くないため満足できるかは別として)安心して入ることが出来る店に分類されると思う。
ただし料理の量、味、店の雰囲気、どれをとっても個人的に印象に残るところが少なかった。
’Legame”について調べてみるとはイタリア語で”繋ぐ”と言う意味らしい。
私自身、店のコンセプトが今一つ分かりかねているのかもしれない。
店に対して自分では作れないプロの味を求める私としては「これなら家でご飯で良かったかな」と思える印象。
1000円/ひとり予算で文句は言えないのかも知れないがリピはないと思った。