東京銀座にある石川県アンテナショップで開催された輪島塗展示会でのこと。ガラポン抽選で2客組の輪島塗を幸運にも引き当て、自宅に持ち帰ったことが始まり。
我が家ではこれまで正月など祝いの場のみで使う事が多かった高級漆器でしたが良いモノこそ身近に置きたい、そんな気持ちになり普段使いとして使ってみることにしました。
輪島塗とは?
今更ですが輪島塗について調べてみました。
例えば、漆器に施される加飾ですが輪島塗の場合は「沈金」、または「蒔絵」であること。
遡ること昭和50年、輪島塗が”伝統的工芸品”と指定された際に「下塗り」「上塗り」「加飾」「木地造り」などで用いられる行程について通産省(当時名称)より定義されています。
美しい見目もさることながら注目すべきは丈夫であること。
昨今、安価で出回る漆器の中には直ぐに上塗りが剥げてしまうものが見受けられるも、手間暇かけることで生まれる輪島塗は、年月を経て何年も変わらず使い続けることができる逸品なのだと思いました。
ガラポン抽選会で引き当てた輪島塗2客です。
手のひらに収まるサイズで、上塗りに使われた色味が異なりそれぞれ違った趣を放ちます。
受け皿です。
受け皿としてはもちろん単独で使う事も出来ます。
蒔絵の金色が美しく上品です。
輪島塗を普段使いに使ってみた様子
コーヒー アイスカフェオレ
長い間、正月用しかり”漆器=和”のイメージに固執していた私でしたが普段使いをしようと思うにあたり、まずは毎日飲むコーヒー、カフェオレなどの器として用いてみました。
カフェタイムに漆器を使うようになって、熱い、或いは冷たい飲み物でも直接手に温度を感じることがないため安心して使う事ができるなと思いました。
一方で、手に納まる木の温もりはいつものカフェタイムを豊かにしてくれる気がしました。
輪島塗にヨーグルト 輪島塗にアイスクリーム 輪島塗でブルーチーズとバナナのマリアージュ 輪島塗にパン
やはりカフェタイムの写真、デザートの器として輪島塗を使ってみました。
器と皿、それぞれ使う事ができるので用途も広がります。
こちらは副菜の器として輪島塗を使ってみた様子です。
健康のために食べることが多いコンニャクですが器が変われば気分も変わる!?高級料亭で食べている気分になるから不思議です。
まとめ
期せずして我が家にやってきた輪島塗。
始まりは偶然でも、日常使いとして毎日、毎食欠かさず使うようになって、すっかり輪島塗のファンになりました。
良質なモノに触れていると気持ちが豊かになるから不思議です。
石川県アンテナショップ
東京銀座にある石川県のアンテナショップです。
気軽に旅することができなくなった昨今、アンテナショップに出向き旅気分を味わっています。
東京銀座という場所柄、天気の良い週末の午後など、どうしても混雑しますが、平日、特にオープン直後がおススメ!ゆっくり見ることが出来ます。
石川県アンテナショップ公式HP→ https://100mangokushop.jp/