2015年3月楽天タワーで開催された母の日フェアにて女性向けアシックス「ウォーキングシューズ」を体験して来ました。
歩くことが趣味でウォーキングシューズには並々ならぬこだわりを持っていたつもりだったけどアシックスの「ウォーキングシューズ」コンセプトに触れて、また実際に履いてみて、「なるほどスポーツ専門ブランドの靴はやっぱり違う」と感心しました。
母の日に「いつまでも元気でいてね。」のメッセージを添えて「ウォーキングシューズ」を贈ればお母さんの活動範囲もグッと広がりそうです。
1. アシックス公式オンラインサイト
アシックス全商品が揃う。
2014年にリニューアルしたことで更に見やすいサイトになりました。
アシックス公式オンラインサイトでは人気ランニングシューズはじめアシックスで販売している全ての商品を展開中。
「折角、実店舗へ行ったけど欲しい靴がなかった」ということは良くある話。確実に欲しい靴をチェック出来るのは魅力です。
全商品送料無料
どのウォーキングシューズを買っても送料無料というのが嬉しい。時間と交通費の節約になります。
靴の細部&機能面が詳しく解説
靴ディテール&機能面について詳細チェックできます。
商品の細部、素材感に至るまで、まるで実店舗に行って実際に手に取ってみた時と同じような感覚でチェックできることが魅力です。
ニーズの数だけ靴がある。
- 豊富な足型を用意して設計。
男女別、 大人・子ども用はもちろん、年代別に変化する足型を用意して靴を設計しています。 - 商品展開数が多い。
スニーカータイプひとつとっても機能重視タイプ、お洒落に軽快に履けるタイプなど複数展開。スカートやワンピなどお洒落な服に合わせることが出来るタイプもあって女性に嬉しい品揃えです。
「ウォーキングシューズ」ひとつ取っても、ともかく数が多いことにびっくりしました。
商品展開数が多い理由は、ニーズの数だけ靴があるから。
「オフィスパンプスが痛くて辛い」
「長く歩くと足が疲れるから旅に出るのが不安」
「昔のように歩けなくなった」
アシックスなら自分が抱える足の不安を解消してくれる靴がきっと見つかる、そんな気持ちになりました。
2. レビュー:スカート&ワンピに合わせて履ける!ウォーキングシューズ
GIROカジュアル
特徴
- 「つま先」までふんわり!インソール全面に柔らかなスポンジ採用。
- アウトソール全面にランニングシューズで採用されている「スピーバ」採用。
- カカト部にGELでソフトなクッション性を実現。
- 2Eスクエアタイプ。
- インソールに防菌、防臭、防カビ加工でニオイケア。
快適に歩けるパンプス「GIRO:ジーロ」シリーズのひとつ。リボンモチーフが大人可愛い♪ローヒールパンプスタイプのウォーキングシューズです。
歩く度大きく屈曲する足の動きに柔軟にフィット、アクティブな足の動きにもスムーズについてくる作りになっています。
▲「GIRO:ジーロ」をいろいろな角度からチェック。メタリックカラーは今年のトレンド。足元にトレンド感を持たせることでグッとお洒落な感じにコーデすることも出来そうです♪
▲GIRO:ジーロの全面ふわふわした柔らかなインソールを確認。
矢印部「土踏まず」をサポートしてくれるため長く歩いても疲れにくくなっています。
▲GIRO:ジーロのカカト部分を確認。矢印部、スニーカーでお馴染み「エア」が入っています。頼もしいです。
「GIRO:ジーロ」を履いてみた感想
写真:ハイヒール用のパンツのまま試履したため足元一部引きずり気味な点はご海容(^^;。
どんな服にも合わせやすい、一方で暗く沈みがちな「黒」靴にあって「トゥ部分」にメタリックで違うトーンの黒が配されていることで明るくお洒落に履くことができることに満足しました。
お洒落な「見た目」とは打って変わって足を蹴り出す時のフィット感が柔らかく長く歩いて疲れにくいだろうなと思いました。
ヒール部分にクッション性があるので思わずパンプスであることを忘れてしまいそうです。
pedalaカジュアル
特徴
- カカト部分にランニングシューズで採用されている「スピーバ」採用。
- ヒール内部に軽量性とクッション性に優れた素材採用。
- 土踏まず部分に「アーチサポート」採用。
- 3Eラウンドタイプ。
- 前出GIRO(ジーロ)に比べて更に軽量。
筋力が落ちて足の指周りが広がる40~50代の足型を想定し作られたウォーキングシューズですがお洒落な顔をして中身はウォーキング機能面充実がスゴイです。
ヒールが軽くて、ソフトなクッション感があること、また「土踏まず」部分に「アーチサポート」が支えとなるため、長く歩いても疲れにくい構造になっています。
- 写真左(トゥ):
涼しげで春夏にぴったり。模様の一部として適度に穴が空いているので通気性も良さそうです。 - 写真右上(アウトソール):
地面との接地面が高いウェッジソールに加えて着地衝撃を和らげてくれる素材が採用されているので安心です。 - 写真右下(カカト):
マメが出来やすい&傷みやすい「カカト部分」は厚みを持たせてあるので耐久性も高そうです。丁寧にラウンドされたカタチはカカトにぴったりフィットしてくれます。
- 写真左側:甲の部分を留めるストラップはワンタッチで着脱可能です。
- 写真右側:足裏中央部に凸状の突起があることで蹴り出す時に必要な力をサポートしてくれます。
pedala(ペダラ)を実際に履いてみた感想
写真右上:屈曲した足の動きにもしっかりついてきてくれました。
横幅「3E」と言われるまで気付かなかった程、お洒落なデザインが気に入りました。
50歳過ぎてしまったとは言え毎日のフィットネスジム通いで相応の筋力をキープしている筈!なのでアーチサポートは要らないと思ったけど、履いた瞬間「サポートがあると楽ちん!」楽に履けることに感激しました。
3. 「GIRO(ジーロ)」VS「pedala(ペダラ)」比較
前出「スカート&ワンピに合わせて履ける!ウォーキングシューズ」として「GIRO(ジーロ)」「pedala(ペダラ)」を紹介しましたが、結局、どちらの靴が良いか迷ってしまうという方の為にポイントをまとめてみました。
GIRO | pedala | |
足幅 | 2E | 3E |
ラスト(足型) | 30代~40代 | 40代~50代 |
重さ | GIRO > pedala |
「pedala(ペダラ)」
「この頃、長く歩くのが不安になった」な人にオススメ!
カジュアルシーンを中心にクッション性、安定性、軽量性を高め、長く快適に歩くけることをコンセプトとした靴を多く展開しています。
「GIRO(ジーロ)」
「パンプスが痛くて辛い」人にオススメ!
ヒール荷重がかかる前足部に低反発素材、ヒール部にオリジナルNEWソフトクッション構造、インソールに中足骨パット採用など「ヒールありき」の靴を如何に快適に履けるか追求しています。
アシックス「GIRO:ジーロ」特設ページでは各分野で働く女性たちが「GIRO:ジーロ」を履いた感想やコーディネートが紹介されるなど「デザイン性も履き心地も諦めたくない」女性ファンを多く持つ印象があります。
働く女性がパンプスを履いている1年に時間=2016時間
アシックスによるとパンプスを履き仕事をしている女性が1年間にパンプスを履く総日数平均は252日、時間にして2016時間にも上るとのこと。
1年の約3分の2もパンプスと付き合っているのだから、ウォーキングして健康になるためには、まずは安心して長く快適に歩けるパンプスを見つけることが肝要です。
「GIRO(ジーロ)」「pedala(ペダラ)」試履して考えた使い分け
「GIRO(ジーロ)」「pedala(ペダラ)」何れもアシックス・レディースウォーキングシューズの看板柱とも言うべきシリーズで、レビューで紹介した他にも数多くのデザインのウォーキングシューズが販売されています。
参考まで、試履した私の足サイズは以下の通り。
- 筋力低下を日々感じる52歳
- 普段の靴サイズ:24cm、サンダルの場合は23.5cm※
- 親指がちょっぴり長いオブリークタイプ
- 足幅:「240m(2E)」サイズだけど「3E」でもOK
※足全体を覆うタイプ「GIRO(ジーロ)WG576C」は普段の靴サイズである24cm、踵を露出するタイプ「pedala(ペダラ)WP374L」は23.5cmをチョイスしています。
双方「カジュアル」タイプだったこともあって、何れも履いた瞬間から窮屈感なく「これなら足が痛くならずに済みそう」といった好印象を持ちました。
結論として「pedala(ペダラ)」「GIRO(ジーロ)」共に履ける、捨てがたい私の場合はニーズによる使い分けをすれば良いと考えました。
【靴下の厚みで使い分け】
- GIRO:薄手の靴下を履く場合
- pedala:厚みのある靴下を履く時
【使用用途で使い分け】
- GIRO:仕事、オフィス用
- pedala:旅行、休日用
靴はひとつより複数合ったほうが長持ちすると言われているのでニーズに応じて2つ持てればベスト。
50代だから「GIRO:ジーロ」は無理と決めつける必要はないと思います。
例えば普段から歩く習慣があるなど、ある程度筋力がある50代であれば「GIRO:ジーロ」であっても履きやすく感じると思います。(私はそうでした)。
「カジュアル」といえば、その昔、某ブランド靴で「カジュアル」と名の付くパンプスを買った挙句、傷くて1日通してどうしても歩くことができず。泣く泣く手放したことを思い出しました。
それ以来、実はカジュアル」と名の付くお洒落靴に不信感があったのだけど(笑)、「GIRO(ジーロ)」「pedala(ペダラ)」 共に「ウォーキングシューズ」に名に恥じない作りこみと履き心地を確認。さすが靴の専門ブランドアシックスのことだけはあると思いました。
4. レビュー:裸足感覚で軽快に履ける!ウォーキングシューズ
HADASHIERGO
特徴
- ハダシ感覚で履くことができる軽量タイプ
- 前足部マジックベンチレーションがムレを軽減
- カラーバリエーション豊富
- 足幅:レギュラー
歩行時の足関節の動きを分析してハダシ感覚で歩くことができる、スニーカータイプのウォーキングシューズです。
「ローズピンク色が可愛い」
一度見たら忘れられない綺麗な発色に一目惚れ。私を含む、展示会に来ていた女性陣たちから熱い視線を浴びていました。
- 写真上:靴裏にある4つの穴=マジックベンチレーションによって通気性を確保、快適に歩くことが出来ます。
- 写真下:屈曲した足の動きにも柔軟&スムーズ対応。
可愛いけどウォーキングシューズとしての機能はバッチリです。
触ってみた感想はともかく軽い。柔らかいのひと言。「HADASHIERGO」を軽快に足元に履いて散歩しくなりました。
HADASHIWALKER
特徴
- アシックスストライプが印象的&スポーティなスニーカー。
- 通気性にすぐれ足あたり柔らかなメッシュアッパー採用。
- サイドファスナーで着脱が簡単。
- 足幅:更に足幅広くゆったり、甲が高い人も安心。
前出「HADASHIEROGO」と同じスニーカータイプのウォーキングシューズです。
重さは前出「HADASHIEROGO」より重たいも、その分、何より歩くことが好きな人=私にとっては魅力的な機能が充実しています。
POINT!「HADASHIWALKER」注目機能はこれ!
- ランニングシューズアウトソールに採用されているスピーバ採用
- 衝撃緩衝が最も高い素材「T-GEL」をかかと部に装着
▲「HADASHIWALKER」をいろいろな角度からチェック。
高級感あるベージュとスモーキーかかったピンクは共に今春夏の流行カラー。淡い色でグラデーション感があってスポーティながらら大人の女性が満足できるカラー使いになっているなと思いました。
▲側面についたファスナーで着脱が楽ちん。アッパー全面についたメッシュが通気性を確保。快適にウォーキングを楽しめます。
5. 比較:スニーカータイプ2タイプ
前出スニーカータイプのウォーキングシューズ2タイプについて更に深堀り、並べて比較しています。
- 写真上:HADASHIWALKER(以降、WALKER)
- 写真下:HADASHIERGO(以降、ERGO)
WALKERは特徴は何と言っても足幅が広め。
オブリークと言って日本人に6割占めるとされる親指が長めのタイプに合わせて作られた特に親指ゆったりタイプとなっています。
一方でERGOは標準的な足幅になります。
ちなみに漏れ無く私も足幅3E&オブリーク型脚タイプですが、標準タイプでも快適に履くことが出来ます。
スニーカーの場合、前紐で調整できることから快適に履くことが理由です。
- 写真左:WALKER
- 写真右:ERGO
サイドにファスナーが付いたWALKERは着脱が楽であることが特徴。
- 写真左:WALKER
- 写真右:ERGO
WALKERカカトにはアシックスロゴが光ります。着脱をスムーズにするサイドファスナーがない分でしょうかERGOカカトには着脱サポートとなる指を引っ掛けることができるストラップが付いていました。
- 写真上:WALKER
- 写真下:ERGO
WALKERはアッパー全面メッシュにすることで通気性を確保しています。ERGOアッパーはアシックスストライプを残しつつ、マットでキュートなイメージに仕上がっています。
- 写真上:WALKER
- 写真下:ERGO
WALKERはラン用シューズに採用されているスピーバをソール全面に採用。
スピーバとはアシックスによると「着地衝撃をやわらげるとともに、高い反発力でキック力を効率よく歩行エネルギーに変換」とのこと。
ウォーキングを越えて小走りだって簡単にできそうです。
一方でERGOは丸印部にマジックベンチレーションを採用で靴内の熱や湿気を排出、ムレ予防をしてくれるスグレモノです。
結局、どちらのスニーカーが良いか悩んでしまった人のためにひと言まとめ
前出ワンピースに合わせることができるお洒落なウォーキングシューズとして「GIRO:ジーロ」や「pedalaカジュアル(ペダラカジュアル)」を紹介しましたが、実は最近スカートやワンピースなどキレイ目ファッションにスニーカーを合わせてカジュアルダウン、「こなれカジュアル」が流行っているのですよね。
スリムにスニーカーを履くことができる「ERGO」であればキレイ目ファッションとも軽快にマッチしてくれそうです。
まとめるとお洒落を楽しみながらウォーキングもしたいなら「ERGO」、本格的にウォーキングしたいなら「WALKER」をチョイスするのがベストだと思います。
デイリーに使うことを想定された「ERGO」には耐久性あるソール素材が用いられているのだけど、それでも靴は毎日履かない方が長持ちすると言われています。その日の気分によってウォーキングシューズを変えてみるのも一案です。
6. レビュー:高齢者や外反母趾で悩む人にオススメ!着脱簡単なウォーキングシューズ
▲参考まで。80歳になる母が現在使っているウォーキングシューズです。
高齢になった母にとって「履きやすい靴」は幅広になるため足が大きく見えてしまうことが悩みの種でした。結果「黒」色の靴ばかり選ぶようになりました。
アシックス「ライフウォーカー」を見る機会に触れて母に明るくお洒落な靴を買ってあげたいと思いました。
LIFEWALKER304
- オブリーク3Eタイプでゆったり着用可能
- 軽量
- 足をほっそり見せるデザイン
- 水弾きの良い素材で手入れが楽
- 室内外着用可能
写真:着脱簡単マジックテープタイプと機能面充実のウォーキングシューズながら女性らしいローズ色は何歳になってもキレイでいたい女性に嬉しいカラー展開が魅力です。
23cmサイズで僅か190gと軽量です。
▲筋力が落ちた高齢者にありがちな「つまづき」を防止するため「つま先」部分は地面より少し上方向になっていました。
雨の日も安心して歩くことができる理由:アウトソールには水捌けよく滑りにくい溝が施されていました。
「転倒」→「骨折」で寝たきりになりかねない筋力が衰えた高齢者、或いは毎日歩くことをリハビリをしているにとって、雨が降っても安全に歩けるは大切な要素です。
LIFEWALKER300
- 広い履き口&マジックテープで着脱が簡単。
- オブリーク3Eタイプでゆったり着用可能。
- 室内外で着用可能。
- カラー展開豊富。
前出「LIFEWALKER300」と同じマジックテープで着脱可能なタイプですが、履き口が広く更に着脱が簡単になっています。
写真はシックな黒ですがファッションに合わせてカラー展開も豊富です。
LIFEWALKER400
- 外反母趾を配慮した設計。
- オブリーク3E相当でゆったり着用可能。
- スリッポンタイプで着脱楽ちん。
- 屋内外で着用可能。
写真説明
- 着脱が簡単なスリッポンタイプです。
- 足先が痛くならないように柔らかな素材を採用されています。
実際に「LIFEWALKER400」を実際に体感した感触は”やわらかい”ということ。内側より足に当たる部分がやわらかく指への負担感が少ないです。
- 着脱が簡単なスリッポンタイプ。更にゴムが付いています。
- 靴擦れが起きやすいカカト部分も柔らかく仕上げていました。
- 外反母趾にやさしいアーチサポートインソール採用しています。