アメリカのカジュアルブランド「LANDS’ END:ランズエンド」より販売されている本格派アウターウエア「メンズ・ウォータープルーフ・ヘリテージ・ヨットパーカ」をモニター試用中です。
「本格派アウターウエア」「ウォータープルーフ」と看板に上げるだけのことは本当にあるのか!?防水性をテストしてみることにしました。
記事で紹介している「ウォータープルーフ・ヘリテージ・ヨットパーカ」はランズエンド公式オンラインサイトで購入できます。
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ランズエンド「メンズ・ウォータープルーフ・ヘリテージ・ヨットパーカ(以降、ヘリテージ・ヨットパーカ)」
アメリカのカジュアルブランド「LANDS’ END:ランズエンド」より販売されている本格派アウターウエアです。
防水性はもちろんのこと、細部にこだわり抜いた機能性はアウトドアシーンにピッタリです。
【参考】
「ヘリテージ・ヨットパーカ」ディテール詳細&コーデ例について別サイト「ランズエンド「ヘリテージ・ヨットパーカ」は旅先に1枚あると便利な本格アウターだと思った。(40代からのファッションナビ)」で紹介しています。
当記事では旅といえばアウトドアシーンでどの程度、防水性を発揮してくれるのかを検証すべく「ヘリテージ・ヨットパーカ」の防水性を検証しています。
タフな理由
▲アウトドアシーンで暑さ寒さを調整するのはインナー。身を守ってくれるアウターを脱ぐことはあまり無いことなのだけど「ヘリテージ・ヨットパーカ」を手に持ってみた感じを確認してみることにしました。
「◯ニクロ」はじめファストファッションのアウターに慣れていると「持ち運ぶには重い」と感じるかもだけど、一定の重厚感があるのは本格派アウトドア仕様の証。
風雨に耐えうることはもちろんのこと、小枝などで簡単に破れてしまっては使いモノにならない為、一定の厚みと重みが必要になってきます。
▲その昔、荷物になるからアウトドア用品は軽いほど良いとトレイルラン用の超軽量ザックを買ったことがあるのだけど、数年の使用で縫い目辺りから破けてきてしまいました。
写真に見られる薄い生地を強化するために格子状にナイロン繊維が織り込まれるなど最大限の工夫がされていても生地そのものの厚みがある程度ないと耐久面はどうしても低くなってしまう例のひとつです。
トレイルランのように関係者がたくさんいる場所で破けてしまった!であれば笑い話で済みますが、単身山を歩く時に、荷物を託すザック、或いは身を守ってくれるアウターが破れたら身の危険すら感じます。
雨に強い理由
▲外側胸ポケットです。
ポケットの中身が濡れない理由は止水ジッパーを採用しているから。
ジッパー上部に布地が重なるようにデザインされているため留口から水が入る心配もありません。
誰も気づいてくれそうにないところまで徹底したこだわった作りに感心しました。
▲フロントジッパー部です。
雨が降って弱点となりうるフロントジッパー部分は厚みのある比翼が二重になっているので安心。
個性的に見えるボタンはパラシュートボタンを使用。滅多なことでは外れないタフなボタンです。
雨の日を想定して着用してみました。
▲フロントはジッパー&ボタンを閉めた状態で使用。フードを使えば傘なしでも濡れずに済みそうです。
念のため、雨の日に「ヘリテージ・ヨットパーカ」を着て傘なしで歩きたいor自転車に乗りたい人は別途アンダー用にズボンのレインコートが必要です。
▲フードがどの程度、頭部に密着するか確認。
ドローコードが付いているので顔にピッタリ密着させることができます。雨が「ヘリテージ・ヨットパーカー」内に入ってくる心配はなさそうです。
▲フードはマジックテープで大きさを調整することが可能です。
「ヘリテージ・ヨットパーカ」の防水性を検証
検証前
さていよいよ本番!「ヘリテージ・ヨットパーカ」を使って防水検証です。
検証方法は以下のとおり。
- アンダーにTシャツと綿シャツを着せます。
- アンダーウエアの上から「ヘリテージ・ヨットパーカ」を着せます。
- 内外ポケット7箇所全てにポケットサイズと同じくらいの紙を入れて置きます。
雨具としてもっとも大切な要素、雨が降ってもカラダが濡れないか検証するためにアンダーウエアを着せてみました。
ついでに雨の日でも安心して使うことができるポケットを予め検証&確認するためポケットサイズの紙を入れました。
防水検証
▲山や海へ行くとテントが吹き飛ばされてしまうほど強い風雨に見舞われることがあるためシャワーレベルは最強レベル。
「ヘリテージ・ヨットパーカ」裏と表それぞれに斜めヨコから水をかけて行きます。
横殴り雨想定のシャワー後の確認:外側
▲「ヘリテージ・ヨットパーカ」にシャワーを掛けた後の様子を写真に収めてみました。
- 肩周り
- 袖周り
- 前側裾
- 後側裾
新品ということもあって嬉しいほど良く水を弾いてくれました。
横殴り雨想定のシャワー後の確認:パーカ内側
▲シャワーを掛けた後、タオルで水を拭ってから細部チェックしているところです。見た目では無事濡れずに済んだことを確認しました。
- 「ヘリテージ・ヨットパーカ」内側(右)
- 「ヘリテージ・ヨットパーカ」内側(左)内ポケットあり
- 「ヘリテージ・ヨットパーカ」外側(右)ポケットあり
- 「ヘリテージ・ヨットパーカ」外側(左)ポケットあり
止水ジッパーに入った紙は濡れずに健在です。
横殴り雨想定のシャワー後の確認:パーカ内部に着たウエア類
「ヘリテージ・ヨットパーカ」内に着たアンダーウエアであるシャツとTシャツ濡れていないか確認中。
1.肩、2.肩、3.脇、4,シャツ内側、雨が降って濡れる可能性があるところを重点的にチェックしてみたけどシャワーの水が漏れでた様子はありませんでした。
横殴り雨想定のシャワー後の確認:ポケットの中身
▲最後に内外計7箇所、ポケットに入れておいた紙が濡れていないか確認してみす。
▲紙が濡れたポケットは腰左右についた大きなポケットでした。底部に水が侵入した模様です。
▲ヨコからシャワーを当てたらポケット上部から水が入り込むことが判明。蓋はあるけど完全に締まっている訳ではないということを忘れていました。
動画バージョン:「ヘリテージ・ヨットパーカ」防水検証
どの程度の水量でテストしているのか一目瞭然!「ヘリテージ・ヨットパーカ」防水検証の様子を動画に収めています。
「ヘリテージ・ヨットパーカ」防水性検証をしてみて分かったこと
数年前、夏にコンサートに出かけて少女たちが雨に降られ次々と低体温症になったというニュースが報じられていました。
わざわざ山に登らなくてもカラダを濡れることは危険なこと。
外出時間が長い時は傘はもちろんのこと強い風雨でもカラダを濡らさないアウターが頼りになります。
今回、降雨検証としては本気で出来たと自画自賛(笑)。
雨に心強い「防水」機能はヨットパーカーをルーツとするだけのことはあると納得。
これまでアウターウエアといえば山専門ブランドばかりに目が言っていたけど、海に強いアイテムは山にも強いということを50歳過ぎて開眼しました。
ランズエンド「ウォータープルーフ・ヘリテージ・ヨットパーカ」1枚あれば、安心してアウトドアに出かけることが出来ると確信しました。
1点注意点としては止水ジッパーがついていないフロント腰ポケットは強風の際は使わないこと。使っても良いけど濡れる可能性あります。
本来であれば降雨テストのほかにも強度テスト「外部からのストレスに耐えうるか、破れないか」やってみたいところだけど検証している内に本当に破れてしまったら使えなくなってしまう為、後送りすることにしました。
「ウォータープルーフ・ヘリテージ・ヨットパーカ」本当の実力は、実際のアウトドアシーンで確認してみることにします。
記事で紹介した「メンズ・ウォータープルーフ・ヘリテージ・ヨットパーカ」はランズエンド公式オンラインサイトで販売中です。→ 【ランズエンド LANDS’ END】メンズ・ウォータープルーフ・ヘリテージ・ヨットパーカ