旅行や出張に自信を持って履ける革靴を比較

ウォーキングに向く革靴比較
旅先や出張先に自信を持って履いていける革靴とはどのような靴なのか?

1.SCOCH GRAIN:革靴・・・4~5年前に購入、靴底1度修理済み
2.KEEN:革素材スニーカー・・・2~3年前に購入
3.ASICS「pedala」:革素材ウォーキングシューズ…今年モニター商品として取得

既に自宅にあった靴ばかりで恐縮ですけどね。私なりに徹底比較してみることにしました。

旅先や出張先に自信を持って履ける革靴とは?

●外見を比較

ウォーキングに向く革靴比較
ウォーキングに向く革靴比較

1.SCOCH GRAIN
2.KEEN
3.ASICS

旅先や出張先では1日靴を履いて過ごすことが多い場面では、正直、靴を愛せなければ丸一日元気に過ごす事はできない。

靴の見た目は非常に大切な要素です。

もっとも好みの範疇なのですけどね・・・個人的に思うことは良質の靴はタイプこそ違えどどれも美しいと思えてなりません。

●サイズ感を比較

サイズは私の足に合わせて漏れ無く24cmです。

靴縦長は全て同じ(筈)、同じ茶系の靴ながら若干大小大きさが違って見えるのは革の持つ質感、デザインによるものです。

ごく最近手に入れた「ASICS」=4Eラウンド型というとは分かっているも他2足は不明。

但し「それなりにゆったりした履き心地」&「2Eであれば靴紐を最大限まで緩めないと履けない」ことから鑑みてその他2足も漏れ無く「3E」以上はあることは予想出来ます。

サイズ感として「SCOCH GRAIN」は薄手靴下を履いてジャストフィットといった感じ。

一方で「ASICS」の場合、「もう1サイズ小さくても良かったかも?」と感じる。

「ASICS」=「4E」或いは「ラウンド型」の成せる業なのか、靴デザインによってフィット感が違ってくることを今更身をもって体感。

「KEEN」はさすがスニーカー。甲前面を紐で調整できることから薄手靴下~厚手靴下までオールマイティにフィットします。

結果として、それぞれの靴は以下のようにして履くことが多くなりました。

1.SCOCH GRAIN:薄手靴下を合わせて
2.KEEN:薄手~厚手まで好みの靴下に合わせて。
3.ASICS:厚手靴下に合わせて。

当たり前のことなのだけど「1.SCOCH GRAIN」の場合、もう0.5cm上のサイズ24.5cmを選ぶことでバリバリ厚手靴下を履くことは可能。

反対に「3.ASICS」はもう0.5cm下のサイズ=23.5cmを選ぶことで薄手靴下を履くことは可能。

まとめると靴を選ぶ上で大切な要素として、1日歩きまわるような足に過酷な出張や旅先の場合、その季節、そのシーンそれぞれ靴下の厚みに合わせて靴を2足以上持つと良いということになります。

●フィット感を比較

足へのフィット感を考慮して何れも紐靴であることから3足共にフィット感は良好。

インソール材質よりウォーキングに特化している「KEEN」「ASICS」はかなり良好。

「SCOCH GRAIN」のインソールも革製と渋い仕様であるため、足にやさしい「フカフカ感」は皆無。

「要は靴下を履いて調整してください」ということなのだけど、時代の流れに流されない、或いは使う人間に寄り添うことがない、昔ながらの靴である「SCOCH GRAIN」の頑固なところを愛して病まない人が世の中には多いのだろうなあ(笑)。

●着脱しやすさを比較

「SCOCH GRAIN」の場合、靴を着脱する度に紐を結び直す必要あり。

オール革で出来ているのでやむを得ない。

ここまで「古きスタイル」に徹しているともはやダンディズム。宴席などで紐を結ぶ時間にて間取り多少遅れを取ってもカッコ良いから許す(笑)。

スニーカー「KEEN」の場合、一般的は都度紐を結ぶ必要があるところなのだけど、紐自体に伸縮性を持たせているため、キッチリ靴を足にフィットさせて履きたいようなシビアなシーンでなければ、紐を結び直す必要なく着脱が可能。

歩くことに特化して病まない「ASICS」の場合、紐靴である上に、更に簡単に着脱できるようジッパーまでついている。

そのため一度、自分の足に合わせて紐を調整すれば、その後、紐を結び直す必要はなくなるという至れり尽くせりの仕様。

「紐は都度結ぶもの」と考えいた私からすると「何もここまでしなくても」と思ったのだけど、某老舗デパートで最も売れているウォーキングシューズは堂々アシックス「ペダラ」※。

脇にジッパーが付くモデルと聞いたことがあるのでそれなりに人気の靴ということが伺える。

※2015年春頃(詳細時期不明)TVニュースウォーキング特集で放送

●アウトソールを比較

ウォーキングに向く革靴比較
ウォーキングに向く革靴比較

1.SCOCH GRAIN
2.KEEN
3.ASICS

長く歩いても疲れない靴の条件として「アウトソールの厚み」について、それぞれの靴を後ろから見た様子をチェックしています。

3足共に長く歩いても足に響かない厚い靴底をしていることが判明。

着脱し易い話に戻るも「2.KEEN」の場合、カカトにストラップをつけることで着脱をスムーズにする工夫がなされていることが分かる。

ウォーキングに向く革靴比較
ウォーキングに向く革靴比較

1.SCOCH GRAIN
2.KEEN
3.ASICS

それぞれの靴アウトレットをチェック。

「1.SCOCH GRAIN(スコッチ・グレイン)」はアスファルト専用なので凹凸はそれほどないも、すり減ったかかと部分は修理して履くことが出来る。

「2.KEEN(キーン)」:スニーカーなのにで靴底の張替えは不可。

ただゴツゴツした凹凸は相応のラフな道も歩くことを想定して作りであるためアスファルトばかり歩いてアウトソールを削っていると思うとちょっと勿体無い感じもしている。

「3.ASICS(アシックス)」は表向きは革靴、しかしウォーキングシューズであることがアウトソールを見ると一目瞭然。

アシックスの持ちうる技術をアウトソールに凝縮しているといっても過言ではない!?主にオンロードを中心とした長時間ウォーキングを想定して作れた様は感動すら覚える。

●雨の日対応度を比較

雨の日に履きたい靴の順位は以下の通り。

No1:ASICS
No2:KEEN
No3:SCOCH GRAIN

「No1:ASICS」の場合、雨の日に歩くことを想定、防水性を付加していること。更にムレ防止にゴアテックス採用なので完璧。

「KEEN」はメッシュ素材のため雨が降るとそれなりに濡れるも、何と言ってもアウトドア想定スニーカーなので多少汚れてもあまり気にならない。

「SCOCH GRAIN」はハッキリ言って雨の日に履きたいとは思わない。

革靴を濡らすと一気に劣化が進むと言われることから高いお金を出して買ったことを考えれば雨の日に「SCOCH GRAIN」を履くなんて私には絶対出来ない!!

3つの革靴を1日履いて歩いてみた感想

●SCOCH GRAIN:スコッチ・グレイン

ウォーキングに向く革靴比較

3足の中で私にとって愛用歴が最も長い「SCOCH GRAIN(スコッチ・グレイン)」です。

靴底を直して長く履ける。

とは言え僅かカカトを張り替えるだけでも軽く5千円以上かかるので「新しくスニーカーを買った方が安いかも?」ともいえるのだけど、メンテ費用がやたらかかったり、扱いが難しいところがこれまた愛すべき点でもあります。

少なくとも直ぐに捨てる気にはなりません(笑)。

履けば履くほど味が出る、自分の足に馴染む感覚はオールレザーならでは。

ヘビーユースを想定して作られただけのことはある長く履いても痛みが殆どないところが素晴らしい♪

決してウォーキングシューズではないためガンガン歩きたいとは決して思わないけれど、ここまで足に馴染んで来ると強面革靴であってもちょっとした旅先や仕事など軽めの動きであれば1日履いていても痛くなることなく快適になります。

頑固なところはあるけど愛してやまない靴のひとつです。


記事で紹介した「スコッチ・グレイン」の靴について

古い商品となるため現在販売されていない可能性が限りなく高いです。

楽天市場で一部、中古販売していたので、もしかすると中古品として出回っている可能性があります。

●KEEN:キーン

ウォーキングに向く革靴比較
スニーカー流行ということもあって見た目だけスニーカーの靴が多い中、正真正銘ウォーキングに特化した「KEEN」スニ-カーです。

ガンガン歩いても全く問題なく快適に履くことができます。

とは言えソールを見て分かる通り、オフロードウォーキングを想定して作られているため、舗装路ばかり歩いているとカカトの減りが早そう・・・前出革靴と違って靴底を張り替える仕様にはなっていないためちょっと不安でもあります。

スニーカーとは言え落ち着いたブラウン系はどんなファッションにもベストマッチ。

職場で履くことは難しいかもだけどアクティブに動く旅先ではラフな道があってもどんと来い!頼もしい靴になります。


記事で紹介したKEENスニーカーについて

商品は約3年前の商品となるため全く同じタイプの靴は現在販売されていない(と思います)。

デザインは異なりますがつま先が丸っこくて特徴がある「KEEN」スタイルは健在。

アウトドア専門店として有名な世界最大級の品揃え!ナチュラムアウトドアほか旅先に思わず履いて行きたくなるデザインの靴が多数展開中です。

以下は記事執筆時点で楽天市場で販売中・・・「KEEN」にしては最も大人しめ(笑)ブラウン系トレッキングシューズです。

●ASICS:pedala(ペダラ)

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「pedala:ペダラ」を語らずして「ASICS:アシックス」を語るなかれ。

アシックス、と言うよりは日本の技術がここに凝縮されているとさえ思える1足です。

表向きは職場に履いて行って恥ずかしくない定番デザインの革靴でありながら、インソール、アウトソールをみればスニーカーさながら、歩き易さに拘った工夫は至れり尽くせりの感があります。

そもそも私自身、アシックスのウォーキングシューズに興味を持った理由について

ランニングをする友だちの多くが何故かアシックスを履く人が多いことから「日本人の足にはアシックスが合うのかもしれない」と思ったことが始まりでした。

母の日イベントにて初めてアシックス「ペダラ・カジュアル」のことを知って「おぉ~これは履いてみないわけには行かない」と確信しました(笑)。

日本人に生まれたからには1度は履いてみたかったアシックスのウォーキングシューズ。

オン・オフ問わず履くことが出来るデザインは今後、活躍シーンが増えそうです。


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