スロージョギングと合わせて継続的にやりたいことはスロー筋トレ、ゆる筋トレです。
ゆる筋トレでは、ゆっくりした動作で筋トレをすることで負荷をかけず筋肉強化を図ります。
ゆる筋トレが必要な理由
毎年確実に筋肉貯金が減っているから…
実はこのブログ開設当初、私はスロ-ジョギングだけをやっていれば健康に年齢を重ねていける!と思っていました。
しかし
ウォーキングを日々の日課にするなど健康に自信があった80代母が、どんどん歩く距離が短くなっていく様を見て、有酸素運動だけでは健康寿命は伸びないことに気づきました。
筋肉貯金は1年に1%筋肉が落ちていくと言われています。
母が心がけていたような散歩程度のウォーキング+日常生活の運動量では筋肉貯金の目減りを避けることは出来ないことを実感しました。
ステイホームで筋力は更に低下しているから…
コロナ禍のステイホームは母にとって大きな代償を払うことになった模様。
ウォーキング量が減ったわずか2年で更に筋力は弱まり今では完全にフレイルです。
わずか2年されど2年。
50~60代でも油断は禁物!
筋力貯金が多いので気づきにくいのですが坂道を登ることがキツイと感じ始めていたら赤信号!フレイル予備軍と言われています。
カラダに不安を抱えていると更に筋力は低下する。
膝、腰、肩、首などに慢性な痛みを抱えるようになるとカラダを思ったとおりに使うことができなくなります。
失われる筋力は更に大きくなるため注意が必要です。
80代母の場合は慢性的な痛みこそなかったも、コロナ禍にあって外に出て人に会うのが怖いと言った精神的なストレスを抱えることになりました。
精神的なストレスもカラダに抱えた不安のひとつ。
結果としてフレイルを招くことになりました。
筋肉貯金は毎年確実に減る。カラダのどこかに不安があると更に筋肉貯金は減っていく。
40代より腰痛、首痛、膝痛など不安を抱えてきた筆者自身、安心・安全に筋トレ出来る環境を模索するようになったキッカケです。
日常を一瞬で奪う怪我
慢性的な痛み以上に怖いのは怪我です。
それまで元気だった人がうっかり転んで大腿骨骨折、寝たきりになって持病が悪化。
そのまま以前の生活に戻ることなく亡くなったという話を耳にします。
年齢を経るほど、筋力を落とさないために積極的な運動が必要。
一方で怪我がないよう如何に安全に運動できるか、環境を整えることが大切です。
ゆる筋トレで目指す筋力
ゆる筋トレで目指す筋肉とは、見るからに重たそうなウエイトを持ち上げることができる!ということを言っている訳ではありません。
日常的な動作がラクにできる筋力を保持することを目標としています。
筋肉量が減ればちょとした荷物を持ち上げることができなくなります。
ウォーキング、歩くことに必要な足の力、重たい足を進める動作もスムーズに出来なくなることを意味します。
有酸素運動をするためにはもちろんですが、快適な生活を送る上でゆる筋トレは必要です。
ゆっくり動くから怪我が少ない。
「ゆる筋トレ」ではウエイトを減らす、或いは自重のみで行う一方で時間をかけてカラダを動かすことで負荷調整します。
自重による筋トレはウエイトの落下による思わぬ怪我など事故も防ぐことができます。