マットレス離婚を防ぐ3か条

寝具=マットレスが原因で離婚なんて大袈裟だなぁ~と思っていたら大間違い!

「快眠セミナー」に参加。「夫婦円満と睡眠の関係性」について快眠セラピスト・睡眠環境プランナー三橋美穂さん(以降、快眠セラピスト)から話を訊いてくることができました。

家庭を持つと睡眠不足が増える事情

30代でも「熟睡できない」と悩む人が多いのだとか。

快眠セラピスト曰く「いつ頃から?」と尋ねてみると「結婚してパートナーと一緒にベッドに寝るようになってから」という答えが多かったとのこと。

家庭を持つことで毎日大好きな人とベッドの上で爽やかな朝を迎えることができる!な~んて独身の頃に抱いていた憧れは幻想だった模様。

同じマットレスで横になるということは想像以上に良質な眠りの妨げになっていたのです。

夫婦で同じベッドで寝る6つの問題点

1.ベッドに入るタイミングが違う。

多忙を極める現代人、夫婦揃って床に就くことも難しくなる一方、入眠後もっとも大切と言われる3時間内に相手を起こしてしまう可能性大です。

2.快適な温度が違う。

クーラーのスイッチを入れるor入れないで争いになるのは世の常。

快適な温度は男女、個人差が大きくなります。

3.隙間から冷気が入って寒い。

寒い冬にありがちなトラブルのひとつ。

大きめの寝具を選ぶことで掛け布団から手足が丸出し!なんてことは避けることができても厄介なのが隙間風。

どちらか一方が少しでもカラダを動かしてしまうことで布団の隙間から冷気が入り込み安眠を妨げます。

4.いびきや歯ぎしりが気になる。

●いびきをかく=必要な酸素が足りていない?
●歯ぎしりをする=ストレス過多?

いびきをしている状態では寝ても疲れが取れないと言われています。もはや同じマットレスに寝ている人だけの問題ではありません。

音によって本人はもちろん同じ部屋に寝ている人みなの安眠を妨げる原因となります。

5.動きや揺れが気になる。

寝ている時に地震があると大きく感じるのと同じ!?

同じマットレスに寝ていると相手のちょっとした動きや揺れに敏感に反応してしまいます。

6.合うマットレスが違う。

腰痛であれば低反発、寝返りが多い人であれば高反発と大別することが出来ても自分に合うマットレスは百人百様です。

私自身、マットレス診断を受けたことがあるのですが診断結果とは異なるマットレスが実は合うこともあります。

理由は心理的要因。

「子どもの頃から硬いマットレスに寝ていたから」なんてことも心理的要素が大きいと言えます。

マットレス離婚を防ぐ3か条

快眠セラピスト直伝!マットレス離婚を防ぐ3か条です。

1.無理せず寝床は分ける。

私自身、若い時分は夫婦、或いは小さな子どもであっても「寝床を分けるなんて仲が悪いみたい」「愛情不足」と勘違いしていたモノですが互いの健康、良質な睡眠環境を作りだすためには必要な選択となります。

「ぐっすり眠る」ことで精神安定、気持ちに余裕ができるようになると気持ちに余裕が生まれると相手を思いやれるようになります。

同じベッドの上で寝不足&不機嫌な顔をするくらいるなら、1人1つのベッドでしっかり寝て休息。朝になったらとびっきりの笑顔でパートナーを起こしにベッドに向かうのも良いでしょう。

参考まで、理想は寝室まるごと分けると。

日本の住宅事情を鑑みるにそこまでできない場合でもダブル→シングル×2寝具を分けるだけでも睡眠環境は大きく改善されます。

2.それぞれに合うマットレスを使う。

寝床を別にすることで夫婦それぞれ好みの睡眠環境を作りだすことができます。

今あるマットレスの上に重ねて使う事が出来るオーバーレイタイプであれば低予算で自分にあった環境を簡単に作りだすことができます。

3.それでも一緒に寝たい場合は「低反発」

どうしても一緒に同じ床で寝たい!シングルベッド2つ置くスペースがない!家庭におススメは低反発マットレスです。

振動が伝わりにくいため寝返りなどで相手を起こしてしまう心配が少なくなります。

残る問題として快適温度や空調について

暑がりの人は「これ以上脱げない」ため寒がりの人が重ね着で調整します。

まとめ

良質な睡眠は健康的な生活をする上で大切な第一歩。

不眠と言えば更年期が始まる40代以降の悩みと思っていたのですが実は結婚した直後から始まっていたという話に目から鱗が落ちる気分でした。

同じ床という意味では子どもの添い寝でも同じことが言えそうです。

寝返しが多い子どもは高反発が良いのかなと思っていたのですがお母さんが床を離れると直ぐに目を覚ましてしまう赤ちゃんには低反発を試してみる価値がありそうです。


参考にした資料等:ショップジャパン主催「睡眠セミナー」講義「夫婦と睡眠の関係性」資料


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