鼻詰まりで熟睡できない時におススメ!快適に眠るためのポイントを紹介します。
鼻が詰まる原因
そもそも”鼻が詰まっている”とはどいうことを差すのでしょうか?
鼻詰まりとは鼻水あるいは何か物理的なモノが実際に詰まっている訳ではなく鼻の粘膜が腫れて空気の通りが悪くなっている状態を差します。
カラダの中に入ってくる異物を排除するためフィルターの役割を果たしていると言われる鼻ですが花粉やダストなどに常に反応するようになると鼻腔内粘膜が常に腫れた態になります。
粘膜にネバネバとした粘液(鼻水)が大量にまとわりつくようになり不快感を増していきます。
子どもの頃(私の場合は大人になっても暫くw)鼻の中に余った鼻水を全て出し切ってしまえば空気の通りが良くなるに違いない!と妄信も強く鼻をかみ続けること=粘膜を更に痛める原因となってしまうため注意が必要です。。
鼻詰まりを客観的にチェック!
一言で鼻詰まりと言っても人によって感じ方は様々です。
「私は問題ない」と思っている人でも実は慢性的に鼻詰まりを起こしている場合があります。
まずは自分の状態を客観的に把握するため以下「鼻詰まりチェック表」を用いてチェックしてみましょう。
鼻詰まりチェック表
- 口の中が気になる。
- 常に飲みものが手放せない。
- 滑舌気味。
- 口臭が気になる。
一つでも当て嵌まれば鼻詰まりを起こしている可能性大です。
参考まで「常に飲みものが手放せない」私ですが遺伝子検査の結果では蓄膿症になってします可能性=高いと出ていました。
遺伝子検査を受けるまで自分自身が鼻詰まりを常に起こしている自覚は一切ありませんでした。
喉が渇くのだから元凶は喉自体にあると考え、内科で喉ばかりを診察してもらっていました。
遺伝子検査を受けて、更に耳鼻咽喉科で「鼻水は流れてきているも喉に問題はない」と診断され続けたことを受けて、ようやくそもそも原因は鼻腔内にあることを自覚しました。
要注意!慢性的に鼻が詰まっている状態とは?
4人に1人が花粉症と言われる時代、現代人は慢性的に鼻が詰まっている人が多くなっているのだとか。
鼻が詰まった状態は通常1~2週間で改善していきますが2週間以上、一向に改善しない場合、蓄膿症(慢性副鼻腔炎)になっている可能性があります。
花粉などで敏感になった鼻腔がダストなど一年を通して存在するアレルゲンに接することで反応、慢性的に鼻詰まりを起こすようになります。
「たかが鼻詰まり」と軽く見ることなかれ、1ヶ月以上放置していくうち状態悪化、手術に至った人もいます。
鼻詰まりでも熟睡するための環境づくりポイント
鼻が詰まっていてもしっかり寝るための寝室とは?アレルゲンを寄せ付けない環境づくりについてまとめてみました。
1.朝、掃除機をかける。
朝いちばんで掃除機をかけることで鼻詰まり原因となるアレルゲン=埃を効率よく除去することができます。
日中の間、漂ったダストは夜中に床に落ちて積もっていきます。
そのため朝いちばんで掃除機をかけることでダストを除去することが出来ます。
起床後直ちに掃除機をかけることがポイント。布団の上げ下ろしはもちろん部屋の中を歩き回るなど人が動く度に再びダストが舞い始めます。
2.詰まっている鼻を上に向けて横寝する。
詰まっている鼻を上に向けて横寝することで上になった鼻粘膜が広がり空気が通りやすくなります。
参考まで横寝が苦手、或いは直ぐに横になることが出来ない場合、起きている状態でやはり詰まっている鼻の脇下にペットボトルを挟み押し付け圧を加えることで横寝同様、鼻の通りが良くなることが期待できます。
参考;単なる鼻詰まりで片づけない方が良い場合
当記事では鼻詰まりで困った時の快適な寝室の整え方についてまとめていますが参考まで単なる鼻詰まりで片づけない方が良い場合もあります。
好酸急性副鼻腔炎
TBS元気カプセル番組内で紹介、暫く咳が続いた後に鼻詰まりを起こしていたAさんの場合。
そのうち抗生剤を飲まずにはいられない状態が続くようになったり、食べ物の味や匂いが分からなくなってきたとのこと。
原因となっていたのは好酸急性副鼻腔炎。
通常の副鼻腔炎と異なり長く治りにくいことから最近になって難病指定されました。
白血球のひとつ好酸球が増えたことが原因。
大きな特徴としては以下のとおりです。
- 嗅覚が鈍くなる。
- ネバネバした粘液が大量に出る。
匂いを感知する神経近くに炎症を起こすことで匂い感覚が鈍るようになります。
「手術が必要」と告げられたAさんでしたが「手術まではさすがに大袈裟」と思って投薬のみで暫く様子をみていたとのこと。
そんな中、飛行機に乗ったときのこと。着陸時の気圧変化によって頭部が痛みだしたそうです。
手術をした後は人生観が変わる程、快適になったと話していたAさんですが手術直前、病院を診察したところ大量の粘膜のほか、鼻茸ポリープが大量に見つかったそうです。
Aさんが飛行機に乗った時に感じた痛みは”死を意識するほど”だったとのこと。
寝室の環境を改善しても一向によくならないなど、単なる鼻詰まりで片づけない方がいけない鼻詰まりがあることを肝に銘じていおいた方がよさそうです。
参考にしたメディア等:2017年2月18日TBS放送元気カプセル特集「花粉だけじゃない意外な原因が心配な鼻詰まりとは一体?」
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