スロージョギングとは持久力にすぐれた筋肉である遅筋を使った走り方のことです。
まるで歩くようなゆっくりスピードが特徴です。
ゆっくり走るだけでダイエットできる。
消費カロリーはウォーキングの1.6倍。
疲れにくい「遅筋」だけを使うことでラク~に長く走ることができます。
長く走ることで消費カロリーアップ!脂肪燃焼につながります。
脱!メタボ
脱!メタボに繋がるメカニズムを紐解くと以下のとおり。
- ゆっくり、でも走り続ける。
↓ - 遅筋の能力がアップする。
↓ - 持久力がアップする。
↓ - 筋肉内の毛細血管が増える。
↓ - 血液によって栄養、酸素がカラダの隅々までいきわたるようになる。
↓ - 糖、脂肪が効率よくエネルギーとして消費されるようになる。
大切なポイントは「1.ゆっくり、でも走り続けること」がなければ2以降は絶対に起こり得ないということ。激しい運動でもちろん筋肉はつきますが続けることが出来なければ意味がないのです。
脳トレで認知症予防になる。
気分よく走っているうちに悩み事から解放された、忘れていたはずの内容を走っていて突然思い出した、なんて経験がある人も多いのでは!?
NHKためしてガッテンではスロージョギング中、前頭前野の活動が活発になる脳の様子を検証実験していました。またアメリカでは軽いジョギングを続けた高齢者グループの前頭前野が大きくなる傾向だったとのこと。
判断力を向上させ決断力をつけたい、物忘れを防ぎたい人にスロージョギングはおススメです。
メリットまとめ
怪我が少ない。
スローペースゆえに思わぬ怪我に見舞われる可能性が極めて低くなります。
年齡を経てから怪我をする=殆ど動くことが出来ない状態は認知機能を著しく低下されることから最も避けるべきことです。
継続できる。
ゆっくり走るため「辛い、もう辞めたい」という気持ちが芽生えません。
継続は力なり!
無理をしないため結果的に長く運動を続けることができるようになります。
汗をしっかりかけるようになる。
汗腺は使わなければ退化、反対に使うほど活性化していきます。
毎日スロージョギングを重ねることで汗をかきやすい体質に変わっていきます。
新陳代謝が良くなる。
ジョギングに限ったことではありませんが運動することによって体温が上昇、体温が1度上がると基礎代謝は13%高くなると言われています。
私の場合(感想)
前出メリットと同じ内容になりますが、私個人で特に良かったと思ったこと、感想を以下に列挙します。
寝つき&目覚めが良くなった。
ストレッチの時間を入れてたった30分間でも1日1回、家の外に出てジョギングをする時間を設けることで1日のリズムが整うようになりました。
排便リズムが整った。
ジョギングで手足を動かすことで消化管が活発になるためと想像。
「ジョギングをする人に便秘はいない」と聞いていたも私自身、走り始めて20分も経つと腸が活発化し始めたな、と感じるようになりました。
更に毎日一定の時間に走ることで排便リズムが整うようになった気がします。
姿勢が良くなった。
「姿勢が良くなったね」と言われるようになりました。
フルマラソン完走を目指すつもりはなくても体にトラブルを抱えることなく毎日走り続けるためには正しい姿勢が大切となります。
また正しいジョギング姿勢を意識するようになると日常生活での姿勢も自然に正しい姿勢を取るよう意識するようになります。
ポジティブになった。
ジョギングすることで血流が活発になり脳スッキリ!ポジティブになることが多くなった気がします。
気分転換できるようになった。
1日1回外の空気を感じつつ自分の呼吸と向き合う時間を設けることはいわゆる走る瞑想。心身共にリフレッシュします。
嫌なことがあっても気分転換できればストレス過多になることもありません。
参考:スロージョギングを扱った主な番組や雑誌
- 2009年6月10日NHKためしてガッテン「脳いきいきダイエット 超らくジョギング革命!」
- 2013年5月25日日テレ:世界一受けたい授業「こんなにゆっくりなのに痩せるって本当!?驚きのスロージョギング・ダイエット」
- 2013年4月17日TBSはなまるマーケット 「スロージョギングで楽して痩せる!」