2017年4月20日東京銀座にオープンした銀座シックスに行ったら是非足を向けたい場所が屋上庭園。
混雑を避けてスマートに屋上庭園まで行く方法と見ておきたい場所を紹介します。
屋上庭園
広場
第一印象は緑豊かな庭園というよりは広い場所といった感じ。
芝生養成中で立ち入ることができませんでしたがヨガなどイベントにも対応できるよう広く取られているそうです。
銀座ど真ん中で高いビルに視界を遮られることなく久しぶりに青い空を見た気がします。
深さは僅か数センチですが芝生隣エリアには水が流れ涼感を誘います。
外回廊
銀座シックス屋上をぐるりと囲むように作られた回廊を歩くことが出来ます。
回廊の要所、要所にはべンチが設置。外の風景を眺めながら休むこともできます。
外回廊からはガラス越しに東西南北、銀座の風景を眺めることができます。
銀座シックスビル内の設備でしょうか、パネルが付いた建物がありました。
回廊を歩いていると稲荷神社がある場所に辿り着きました。
案内板には防災のために祀られる稲荷神社の説明と共に、銀座シックスと共に幕を閉じた松坂屋の歴史についても語られていました。
物心ついた頃より当たり前にあった銀座松坂屋も今や歴史の1ページと思うと私自身、年を取ったものだなあと痛感させられます。
緑地
緑豊かな場所も存在します。
4月下旬ということもあってつつじの赤い花が美しく咲いていました。
緑地に入ると階段状の休める空間が広がっていました。
銀座シックス地下2階から目当ての食べ物を買って屋上庭園で食べる、ちょっとした贅沢です。
内回廊
建物の両端にある回廊と回廊を結ぶ通路です。
通路の中を歩くとこんな感じ。
陽の光をやさしく取り込んだ落ち着いた雰囲気です。
上を見上げると格子よりやはり緑が垣間見えます。
壁面に植えられた植物たちは水耕栽培でしょうか。土がないところでも元気よく葉を広げていました。
銀座シックス屋上庭園から見える風景
*昼間の場合
ガラス越し眼下に見る銀座の街並みです。
稲荷神社がある回廊付近からは東京スカイツリーを見ることができました。
稲荷神社があった場所からみると丁度反対側からは東京タワーを見ることができます。
空気がキレイな日であれば更に奥に富士山を望むことができるそうです。
中央奥に見えるのは虎ノ門ヒルズです。
芝生広場があった付近より見た風景です。
*夜の場合
夜7時少し前、銀座シックス屋上庭園の様子です。
日没直後ということもあってまだ薄明るい状態ですが夕飯時少し前ということもあってか人数少なく静かな時間を堪能することができました。
水をたたえるスペースも夜の装いです。
銀座四丁目交差点方向を望むと遠くワコーの時計を見ることができました。
赤坂方面を望むと東京タワーの紅の灯が美しく輝いています。
更に別角度からはもう少し東京タワーを間近に見ることができました。
望遠レンズを使っているので実際はもう少し小さい印象とはいえ浅草方面ではスカイツリーが光を放っていることが確認できました。
目を凝らしてみるとお写真中央(矢印あたり)に東京湾レインボーブリッジを確認することができました。
望遠レンズで撮るとレインボーブリッジのカタチがしっかり確認することができました。
屋上庭園までの道
最適ルートは?
混雑を避けて屋上庭園までスマート&最短で行く方法は以下のとおりです。
- エスカレーター、または北エレベーターを使って6階まで行く。
- 6階からは直通エレベーターに乗り換えて13階まで行く。
- 13階から屋上まで外階段を使って上る。
7階~12階はオフィス専用フロアとなるため途中でエレベーターを下りたりエスカレーターで続けて昇ることは出来ません。
ちなみに北エレベーターは1Fメインエントランスよりほど近い場所にありますが行列が出来ている場合、エスカレーターを使って6階まで登った方が早く到達することができます。
1階より屋上庭園手前となる13階まで、乗り換えなしでエレベーターに乗りたい場合、南エレベーターを使う事になりますがエントランスよりあずま通り(道路)を挟んだ場所にあること。
またエレベーターの稼働台数が少ないことから結果として待ち時間が長くなります。
6階までエスカレーターを使って上に上がります。
吹き抜けに設けられたエスカレーターは開放的であっという間に6階に到着することができます。
6階エレベーターホールです。
ピークの時間になると13階まで行きたい人で長い行列になっていることもありますが複数の(多分、高速の)直通エレベーターなので殆ど待つことなく乗ることができました。
13階レストランフロアより案内板を目印に屋上庭園方向へ進みます。
13階通路を抜けると外階段に出ました。
緑が増えていよいよ屋上庭園間近です。
少しでも混雑を避けるために出来ること
最適ルートを選ぶ他にも少しでも混雑を避けるために出来ることは時間帯を考えて屋上に行くことです。
平日、休日共に11時~14時頃まではランチ客、また夕方18時以降はディナー客で多くの人が食事のついでに屋上庭園へ向かう可能性が高くなります。
穴場となる時間帯は平日であればランチタイムが一段落した15時~17時の間。
オープン間もなくで一過的な可能性もありますが同じ午前11時でも休日より平日の方が混雑していました。
自宅でのんびりしがちな休日の場合、開店10時30分~11時過ぎ=午前中に銀座シックスに入ることさえできれば比較的スムースに移動できると思われます。
合わせてCHECK!
13階から見える風景
屋上庭園から見える風景もさることながら実は13階からも銀座風景を楽しむことができます。
13階レストランを利用する人のみが通る通路なので人も疎ら、穴場です。
全面ガラス越しとなりますが13階回廊より見える風景はこんな感じ。
雨が降るなど悪天候の時は13階から雨に濡れることなく景色を堪能してみるのも良いですね。
2階三原テラス
殆ど知られていませんが銀座シックスのショッピングエリアより外に出ることが出来ます。
外に出るとテラス席が広がっています。
隣接してスターバックスがあるので天気が良い日は外の空気を感じながらコーヒーブレイクしてみたいです。
まとめ
今回巡った銀座シックスのほか銀座三越、銀座東急プラザなど東京都心にあって緑を感じることが出来る屋上庭園が増えてきました。
その昔、子どものころに訪ねたデパート屋上と言えば遊園地でしたが今は静かに様相を変えて、再び魅力的な空間へとなりつつあるなと感じました。
銀座で買い物をした帰りは屋上庭園でゆったり散歩、そんな日常が当たり前になりそうです。
銀座シックス住所
〒104-0061 東京都中央区銀座6丁目10−1