思わず人に自慢したくなる虎ノ門ヒルズ薀蓄話をまとめてみました。
薀蓄1:そもそも虎ノ門ヒルズは何の為に建てられたの?!
表参道ヒルズはファッション、六本木ヒルズはアート、カルチャーの発信地と定義付けるのならば、霞ヶ関のお膝元、虎ノ門ヒルズ位置づけはずばりビジネスセンター。
「スペックの高いオフィス、ホテルを提供することで、国際ビジネスマンを受け入れる」コンセプトの下、虎ノ門ヒルズを中心とした街づくりを目指していく為、先がけとして作られたランドマークと思って良い模様。
虎ノ門ヒルズが単なる商業施設に留まらない理由に産官連携。
建物と道路の融合によって実現した環状二号線虎ノ門開通、東京オリンピック開催に向けて今後、有明まで伸びていくことで都心と海の距離を一気に縮める道となるとのこと。
虎ノ門ヒルズオープンはあくまでもスタートライン。今後、虎ノ門から目が離せそうにありません。
薀蓄2:「虎ノ門ヒルズ」は道路と融合した建物だった!
▲虎ノ門ヒルズアトリウムにて。広く取られた通路中央に竹林が清々しい気持ちにさせてくれます。
虎ノ門ヒルズといえばサンサンと日差し差し込む開放的な空間アトリウムですが、通路ガラス側に沿って一列に並ぶ柱に注目したい。
荘厳に並ぶ柱の目的は第一に52F建て高層ビルである虎ノ門ヒルズを支えると同時に真下地下を走る環状二号線の中央分離帯とジョイントする役割を担っているとのこと。
微妙に湾曲したカタチも道路に合わせて建てている!というのだからスゴイ(’ jj ’ )。
今まさに歩いてきたアトリウム通路に添って地下環状二号線の道路を車が走っているイメージ。道路と建物が一体となっていることを実感することが出来ます。
薀蓄3:3600名帰宅困難者受け入れ可能
▲虎ノ門ヒルズ5Fに展開する虎ノ門フォーラムのスケジュール表。普段はイベントに使われる場所も有事の時は帰宅困難者受け入れの場所となるので安心。
東日本地震では虎ノ門はじめ都心から逃げるための帰宅困難者が多くでましたが、虎ノ門ヒルズは「帰宅困難者が逃げこむことが出来る」ビルとなっているとこと。
用意された備蓄は3600名分。
まさに未来型ビル。ランドマークなる全てのビルが虎ノ門ヒルズのように逃げこむことが出来る拠点となったら、都市で暮らす、働く人間にとってこれ程心強いことはないですね。
薀蓄4:誰が住むのかレジデンス
一般的な住居仕様に加えてランドリーやルームサービスがあったり、ホテルと住居の間といった快適な空間。1ヶ月賃料は軽く100万円超え!庶民な私には遠目より入り口を見学する程度しか出来そうにありません(苦笑)。
空港までのアクセスが便利なこと、虎ノ門ヒルズがそもそもビジネス拠点をコンセプトとしていること、もろもろ考え合わせると、諸外国の大使公邸辺り入るかもしれない?!と想像しているのだけど、さてどうなるでしょうか。