日本では70年ぶり患者となり問題になっているデング熱熱ですが、対策方法を「インド」に学ぶことができます。インドでは「デング熱」ウイルスを媒介する蚊の発生を防ぐためにグッピーを使うい始めたそうです。
インドにおける「デング熱」事情
2013年インドでは「デング熱」は約7万5千件の感染を確認。内167人が死亡。ここ5年間だけでもデング熱患者が約6倍に急増、政府としても対策に積極的に身を乗り出しているそうです。
水がある場所にグッピーを放つ。
デング熱流行に悩むインドでは、蚊の発症しやすい水の溜まった場所にグッピーを放すことで蚊の幼虫を駆除することを始めたとのこと。2014年9月17日NHK放送ニュースで報じていました。
日本でもお馴染み熱帯魚グッピーを利用する理由は以下のとおり。
- 繁殖率が高い
- 食欲旺盛で蚊の幼虫を食べてくれるから
カンボジア、ラオスなどで蚊の発生を抑える「グッピー」効果を確認。グッピーを用いる方法は他の国でも広がっているそうです。
水を溜めたままにしない。
インドで政府では町を巡回、蚊の幼虫発生源となる水が溜まった場所をチェックしているとのこと。
1回目は注意、2回めは罰金、というのだから結構厳しいです。
日本でも町ぐるみで蚊の発生率を減らす取り組みをしているしている地域があるとのこと。インド同様、対策の基本は蚊の幼虫を駆除するために水溜りを作らない、放置しないことなのだそうです。
雨が降ったあとはブルーシートの間など、予期しないところに水が溜まっていることあります。
地域ぐるみで「水溜り」をなくす。これだけで蚊に刺されるリスクは相当減ってくるはずです。