急かされることが苦手ということもあって国内外問わずゆるり個人で旅することが好きです。
何処か行きたい街が出来たらまずは宿を確保。
細かい日程は決めず出発。
天気が良い日は山へ行き、悪い日はホテルのスパや美術館で過ごす、そんな無理ない旅が好きです。
そんな気まぐれな(私)私にとって強い味方となってくれるのが世界各地の予約が可能なインターネット予約サイト。
ほんの一昔前、ホテルに直接、拙い英語でメールして予約&交渉していた苦労を考えると、海外のインターネット予約サイトの登場・・正確には日本語化が進んだことで、のんびりと個人旅行を楽しみたい私にとって世界の街がどれだけ身近になったことか・・・。
海外インターネット予約サイトの中でも個人的に信頼を置いているHotels.com(ホテルズドットコム)を例に、個人旅行者向けインターネット予約サイトの上手な使い方をまとめてみました。
Hotels.com(ホテルズドットコム)の上手な使い方:予約編
1. 条件による絞り込み検索で泊まりたいホテルを縛りこもう!
Hotels.com(ホテルズドットコム)の魅力は何と言っても取り扱うホテル数が豊富なこと。
最近では普通に日本の旅行代理店でも海外ホテルを扱うようになったものの、Hotels.com(ホテルズドットコム)の場合、そもそも母体をアメリカにあるということがあるのか、全世界13万軒以上のホテルを網羅、選択肢となるホテル数が半端な数ではないですね。
とは言え数が多ければ一体どのホテルにすれば良いのか迷ってしまうことも確か。
そんな時に便利な機能が条件指定。Hotels.com(ホテルズドットコム)の場合、サイトの左メニューにあります。
価格帯はもちろんのこと、部屋についてくる設備、アメニティ、近くの観光スポットまでの距離に至るまで、事細かく選んでホテルを絞り込むことが出来るので、簡単にニーズに合ったホテルを見つけることが可能。
ホテル概要ページには、ホテル外観のみならず、内部写真が複数枚閲覧可能となっていて、視覚的に好みのホテルであるか確認する上で便利です。
今でこそ日本国内の旅行サイトも同等の条件を付けられる様になったとはいえ、初めてこの検索システムを目の当たりにした時は、出来る検索システムだなぁと感動したものでした。
検索システムの充実ぶりは今も健在。「LGBT歓迎」など日本ではまず考えられない(?)ことまで指定可能と検索システムから教えられることも有って勉強になります。
2. 最低価格保証を利用しよう!
まず最低価格保証とは、同日同条件でHotels.com(ホテルズドットコム)より価格が安い予約サイトがあれば安くします!というもの。
あれ、日本の何処か量販店でも訊いたことがある話(笑)。
ところで「最低価格保証を利用しよう」と書いてはみたものの、実は私自身、ホテルも家電も「最低価格保証」を利用したことはないですね。
以前は数件のホテルを比較して「ふむ、確かに安いよなぁ・・」なんて納得していたけど、最近では時間がもったいない。それより何より信用出来るサイトを安心して使いたいという気持ちが強くなったのかも。
という訳で個人的に最低価格保証については、まぁそれだけ安さにはこだわっています!という気持ちだけ貰うことにしています。
3.早割、直前、期間限定割引プランを活用しよう!
Hotels.com(ホテルズドットコム)サイト内であっても、これだけ料金に差が出るのか!と思えるほど早割、直前、期間限定割引プランなどキャンペーン価格は安く設定されています。
デメリットとしてはキャンペーン価格で販売されるホテルの場合、予約後キャンセル不可などキャンセル条件が厳しい場合が多いということ。
リクスを知った上で、少しでも安く泊まりたいのであれば、キャンペーン価格が出ているホテルはともかくもチェックしておきたいです。
4. 10泊すると1泊分無料サービスを活用しよう
10泊すると1泊分が無料というサービスが実に嬉しい。
「Welcome Rewards」マークが付いたホテルが目印。
今回記事テーマが”世界のひとり旅”だったので触れなかったけどHotels.com(ホテルズドットコム)の場合、実は日本のホテルも扱っているのですよね。
国内外合わせればあっという間に「Welcome Rewards」マークが溜まりそうです。
5. 何か分からないことがあったら相談しよう!
アメリカ発のインターネットホテル予約サイトだけど日本語で電話相談も可能です。
コスト削減のために、インターネットサイトの中には電話での応対は一切しないというところもあるけれど、いざとなった時にやはり電話確認できることはとても助かりますね。
6. キャンセルポリシーを確認してから予約しよう!
キャンセルポリシー、すなわちキャンセルに関する取り決めのことだけど、予約時にキャンセルポリシーがどうなっているか必ず確認しておこう。
キャンセルポリシーで確認したいことは以下の通り
- そもそもキャンセルなプランか?
- 何日前までがキャンセル無料期間になるか?
Hotels.com(ホテルズドットコム)の場合、前日までキャンセル無料のプランがあるなど、比較的、柔軟に予定を変更、キャンセルできることも魅力の1つ。
但しキャンセル適応期間に入った段階で予約すれば当然、即時解約したとしてもキャンセル料がかかる。また割引サービスのプランの場合、一旦予約した時点でキャンセル不可のものもあるので注意したい。
変更についても考え方は同じ。
システム上、「変更」というカテゴリはないので現予約を一旦キャンセル後、再度予約することになります。
この場合「キャンセル」 ⇒ 「変更したい日付に再度予約」の間に既に予約でいっぱい!と言うことも無きにしもな非ずなので、キャンセル無料期間であれば「変更したい日付に予約」⇒「キャンセル」という形を取ることになります。
くれぐれも「変更したい日付に予約」した後に、くれぐれも前の予約をキャンセルすることをお忘れなく。
こんなに便利!Hotels.com(ホテルズドットコム)の便利な検索画面
(画像:Hotels.com:ホテルズドットコムWeb表示画面より抜粋)
- ホテル検索:
まずはココから!何処か行きたい場所が決まったら検索してみよう♪ - Welcome Rewards ロイヤリティプログラム:
10泊泊まるだけで1泊分が無料になる特典を利用しよう♪ - イチ押しセール:
場所問わず、ともかく安く出かけたい!気分転換したい!と思ったら「イチ押しセール」をチェックしよう♪びっくりする程、ディスカウントされたホテルが見つかるかも?!
(画像:Hotels.com:ホテルズドットコムWeb表示画面より抜粋)
▲ホテル検索画面にて目的地である「チューリッヒ」と入力すると候補となる結果が目的別に表示される。
(画像:Hotels.com:ホテルズドットコムWeb表示画面より抜粋、検索部分を抽出)
▲目的地のホテルがたくさんあって絞り切れない時に非常に役に立つ絞り込み条件です。なお画面例はハワイホノルルで検索した時に画面左側に表示された抽出画面になります。
- ホテル名や地域など名前で特定したい場合はココに入力。
部分一致なのでうろ覚えでも使えて便利。 - ホテル格付けで絞り込みたい時に指定。
- ゲスト評価を参考にしたい時に指定。
- 宿泊タイプ/設備を指定。
ワイキキ、ホノルルダウンタウン、カハラといった大きなエリアでの指定はもちろん、アラモアナ・センターなど観光スポットでも集約できるので便利 - 4.宿泊タイプをより詳しく指定
ベビーベッドありなど細かい指定も可能なので現地に行ってから無駄な時間をかけず快適に過ごすことが可能。個人的に滞在型旅行が好きなので注視しているテーマは「スパホテル」であること。 - バリアフリー条件を指定。
「点字表記」項目があるのをみるにつけアメリカはバリアフリーが進んだ国なのだなぁと感心しています。
Hotels.com(ホテルズドットコム)の賢い使い方:現地編
1. チェックインをスムーズにするために予約確認を印刷しておこう。
数年前にスイス旅行した際はインタネット予約したホテルの確認書は全て印刷して持参しました。また留守宅の家族に予約確認のコピーを渡しておきました。
更に予約したホテルに迷わず行くためには、予約確認と一緒に地図をプリントアウトしておくと便利です。
地図があればホテルまでの道のりに迷うことがない、人に道を尋ねる時も例え言葉が通じなくても何とかなるもの。また確認書をプリントアウトしておくことでチェックインが極めてスムーズに進みます。
ホテルに到着したら一刻も早くシャワーを浴びて休みたいもの。駅からホテルまでの道のりもチェックインもスムーズに越したことはありません。
2. 何か困ったことが有ったら海外から日本語での電話相談してみよう!
海外を一人旅していて、前出、カードが使えない事件などあった私にとって、現地で何か問題があった時、いざというときに頼りになる存在か否かは大切なこととなります。
何か困ったことが有ったら日本語で電話応対してもらえる、これほど大きな安心材料はないです。
その他、個人で海外ホテルを決める時の注意点
1. 支払い方法を現地払いとするか、日本での前払いとするか?
結論から言うと、可能な限り、日本での前払いをすることをオススメします。
数年前、1ヶ月間スイスひとり旅をした際のこと、フレキシブルに予定変更ができるようにと「現地精算&キャンセルが前日まで無料プラン」となるホテルばかりを選んで周遊していたのだけど、ある日ある時、手持ちのカードが通信エラーで使えなくなり、慌てたことがあります。
もしかしたら旅行中にカード番号をスキミングされて限度額まで使われた為にカード使用停止となったのかな?
もの凄く焦って日本にあるカード会社に国際電話で問い合わせしたところ何ら問題はないとのこと。
また翌日には前日夜に問題があったことが嘘のようにカードが使えた為、事なきを得たものの、その時以来、カードは何時でも必ず使える物ではないということを肝に命じたと共に、カードに頼らないのであれば手持ちキャッシュをなるべく減らす為に、ホテル代金を日本で完済しておけば余分なお金が殆ど持たなくて済むという結論に至りました。
ちなみにカード磁気エラーも考慮に入れて複数枚カードを持っていったものの、どれも通信エラーとなっていました。
日本に帰国後、再度、カード会社に尋ねるも「そもそも通信データが着ていないのでわからない」とのこと。問題があった日時、他の国の人は問題なくカードを使うことが出来ていたので、日本-スイス(のごく一部の地域)間のみの通信が人知れず問題が起きていた!としか思えない出来事でした。
2. 3名以上で部屋を取る場合
Hotels.com(ホテルズドットコム)で部屋の定員別に価格を見ていると2人部屋も3人部屋も殆ど料金が変わらないなぁと思うことがシバシバあります。
デフォルト食事料金が含まれない海外ホテルの場合、一人の人間に対して料金が発生するというよりは、部屋、ルームチャージであることが理由。
反対に、定員3名以上であっても ベッドが3台あるとは限らないので要注意。 更にエクストラベッドを使う場合は別途料金が必要な上、既に出払っていて使えないこともあります。
まぁ例えベットが2つでも、サイズは大きなベッドであることが多く、家族であれば問題ないものの、友だちと行った場合などは、ちょっと困ります。
多少窮屈でも宿泊料金を節約したいという気持ちがあるのであれば、もしかするとエクストラベッドが使えないかも知れないリスクを承知の上で3人部屋を予約。どうしても1人1つのベッドが確保したければツインの部屋を2つ取ることが万全な対策となります。
まとめ:やっぱりHotels.com(ホテルズドットコム)が良いと思う理由
最後に海外でのひとり旅が長い経験よりひとこと。
国内外ホテル自らが予約システムを持つパターンがあるけれど、国内であればともかく、海外ホテル付随の予約システムは決して使うまいと思うようになりました。
以前にホテル付随のシステムで予約したことがあったのだけど、予約まではシステム任せですんなりと良かったものの、いざキャンセルしようとしたらまぁ大変でした。
Web画面から取り消しをした筈が何時まで経ってもステータスが何故か「予約」のままなのですよね・・(--)。
翌日になると変わるのか?と思って待つも翌々日になっても1週間経っても「予約」のまま。
「このままでは当日キャンセル料金を払わせられかねない!」と止む無くホテル直へ英文でメール。返事が来たのがそれから3日後で「キャンセル受け付けている」旨、ようやく確認を取ったものの、そこまでにかけた心労と慣れない英作文を考えると、もう二度と日本語対応のホテル独自の予約システムがあっても使わないと心に誓いました。
ホテル予約システムもOEM提供されているようで、多くのホテルで独自の予約システムを持つようになったまでは良いものの、運営しているのは人間な訳で、ホテル毎にシステム担当のスキルも考え方も大きく偏る模様。
私がトラブった経験があるホテルはスイス首都ベルン。スイスのような先進国であっても何日経ってもウンともスンともメール返事が来ないのが当たり前。
何ごともキッチリと事を進めてきた日本人=私にとっては、やはりHotels.com(ホテルズドットコム)の正確で迅速な対応が性に合っているようです(笑)。
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