2017年11月4日(土曜日)にグランドオープンを迎える上野・御徒町ニュースポット映画館TOHOシネマズ上野。
プレオープン初日11月1日に映画鑑賞、再び上野に戻ってきた映画館の実力はいかに?映画ファンの一人として規模、設備を徹底レポしてみました。
TOHOシネマズ 上野
概要
TOHOシネマズ上野は「旧松坂屋・南館」跡地にできた複合ビル「上野フロンティアタワー」7階に位置しています。
現存する松坂屋・上野店の隣りに位置して相互ビル間を渡り廊下を使って往来することができます。
グランドオープンは11月4日(土曜日)。
CHECK!! グランドオープンに先立ち11月1日(水曜日)より先行上映が始まっています。関係者だけかと思ったらしっかりネット購入できるので興味ある人はお早めに♪
アクセス
TOHOシネマズ上野エントランス7階へパルコヤ上野(PARCO_ya)よりエレベーター、またはエスカレーターを利用して昇ります。
ちなみに最寄り駅はJR,地下鉄御徒町駅、JR上野駅からも歩いて10分以内に到着することができます。
自動発券機が並ぶ7階エントランスです。
グランドオープン前ということもあって人も疎らです。
フード&ドリンクコーナーです。
こちらもプレオープンということでまだまだ人が少ない状況。
待合室です。
プレオープンしかも平日ということもあってそれ程人はいなかった!にも拘わらず椅子はほぼ満席でした。
お隣TOHOシネマズ日本橋の待合スペース(椅子)も常に満席でゆっくりできないと思っていましたが更に小さくコンパクトになったイメージは否めません。
時代の流れと言うべきか都会シネコンでゆっくり休めるスペースは望んではいけないのか・・と改め思ってしまいました。
7階エントランスより臨む外の風景。右手奥の緑は上野の森です。
秋葉原サイドを眺めた様子です。
シアター内部の様子
上映約10分前にアナウンス、シアターエントランスよりシアター内部施設へと向かいます。
この辺りは勝手知ったるシネコンと変わりませんね。
エントランスを潜り直ぐに今回私が見る映画(ブレードランナー2049)が上映されるシアター8までエスカレーターを使って昇ります。
エスカレーター右側、壁がないので小さな子どもなど乗り出し注意です。
出来立て&人も疎らどころか私しかいなかった!ためキレイなトイレです。
木目調で落ち着いた雰囲気です。
参考まで1フロアに同じ規模のトイレが2つありました。TOHOシネマズ上野に限ったことではないもトイレで待ち行列にうんざりすることはなさそうです。
あ・・エレベーターホールがありました。
子連れの人はエレベーターで上がった方が良さそうです。
シアター内廊下です。
参考まで突き当り8シアターが今回私が使ったシアターになります。
詳細
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施設名 | TOHOシネマズ上野 |
スクリーン | 8スクリーン(1424+(16)席) |
音響 | デジタル5.1ch |
アクセス | 隣接商業施設「PARCO_ya上野」よりエスカレーターまたはエレベーターで直接7階フロントへ向かいます。
なお「PARCO_ya上野」閉店時はエレベーターのみ利用となります。 |
座席 | スタジアム形式 |
公式HP | https://www.tohotheater.jp/ |
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感想
スクリーン
TOHOシネマズ上野全体の印象としては映画好きには少々物足りな感じ。
例えばTOHOシネマズ上野で最大スクリーンサイズ有するスクリーン3であっても14.4×6.0m止まり。
隣接するTOHOシネマズ日本橋で一番大きなSCREEN 7(18.7×7.9m) 、2番目に大きなSCREEN 8(16.0×6.7m)と比較しても小さいな・・という印象です。
更に日本橋はじめその他TOHOシネマズで採用されているエクストララージスクリーン「TCX®」や独自音響システム「ドルビーアトモス」採用のシアターも見当たりません。
都会の映画館なのでシアターサイズが大きくなるIMAXまで求められない点は仕方ないとして、この頃トレンドの4DXシアターも見当たりません。
座席
座席スタジアム形式なので着席時に前列の人の座高によって一喜一憂することはなさそうです。
ただし!都内に多く展開するTOHOシネマズの場合、何気に前後座席スペースが狭いことからポップコーンなど抱えた人前をすり抜けるのに四苦八苦することになります。
音響
TOHOシネマズ上野説明によると音響はヴィヴ・オーディオスピーカー採用で「リボン・ドライバー・テクノロジー」「ライン・アレイ・スピーカー・デザイン」の組み合わせとのこと。
その他TOHOシネマズで採用しているデジタル5.1と何か違いはあるのか正直、何のことかよくわかりません(爆)。
実際に映画鑑賞してみた感想
TOHOシネマズ上野で見た初めての映画はブレードランナー2049.スクリーン8でした。
中規模シアターだから仕方ないのか、前方入口から漏れる光が気になりました。
実際に座った席はH11。
見やすい位置でした。
音響についてドルビーアトモスほど立体的な音響とは言えないといった印象。
ただし最新の音響、座席で見る映画はやはり心地よいです。
エンタメ性が低いなど苦言を書き並べてしまいましたがパンダや美術館、ついでに遊べる場所がほど近い上野TOHOシネマズ。
新宿など超繁華街でない分、ゆったり映画と買い物を楽しめるのも良いですね。今後、利用頻度が高くなることは間違いなさそうです。
おまけの考察:タイトルで見るTOHOシネマズ上野の位置付け
好業績を受けて次々に登場するTOHOシネマズですが先行上映タイトルからTOHOシネマズ上野の位置づけを垣間見ることができました。
TOHOシネマズ上野で記念すべき最初の上映となるタイトル(作品名)は以下の通り。
- 君の名は。※1
- Fate/stay night heavens Feel第一章
- ノーゲーム・ノーライフ ゼロ ※1
- 先生!、、、好きになってもいいですか?
- ブレードランナー2049(字幕版)
- ゲット・アウト(字幕版)
6タイトル内1~3はアニメ作品(※1:アニメ作品内2タイトルは2日間限定上映)。
ドラえもん、クレしん、ワンピースと言った小さな子どもを含む一般受けアニメというよりはアニメファンを意識した作品であることから秋葉原からの客層取り込みを考えたラインナップにしているように見受けられます。
映画帰りにここをチェック!
PARCO_ya上野”
”PARCO_ya上野”は「TOHOシネマズ上野」と並んで「上野フロンティアタワー」1~6Fに展開する商業施設です。
コンセプトは”ちょっと上の、おとなの、パルコ”
”上のランクの””上野の”と2つの意味を掛け合わせているところに大人の粋を感じます。
【参考記事】別記事にて別途レポ予定
アメ横
映画冒頭で流れる紙兎ロペによるTOHOシネマズ上野CMにアメ横が登場します。
映画鑑賞前後にアメ横を訪れてロペたちがいた場所を確認するのも一興ですね!
上野動物園
パンダの赤ちゃん誕生で沸き立つ上野。香香・シャンシャンお目見えの時期もカウントダウン中といったところですね!
博物館
かの若冲展では5時間以上の待ち行列ができるなど日本人の文化に対する熱は凄まじいモノを感じるこの頃、平日でもおちおちゆっくり絵の鑑賞が出来なくなってしまいましたが上野に行けばどっぷり文化技術の世界に浸かれることは確かです。
世界遺産登録で有名な西洋美術館のほか国立博物館、科学博物館、東京都立美術館、上野の森美術館、芸大美術館、珍しいところでは子ども図書館まで文化・芸術を楽しむにために数多くの美術館、博物館を有します。
大道芸
公認大道芸が催されるようになって上野恩賜公園内では連日ハイレベルな大道芸が開催されています。