谷中・根津・千駄木界隈でツツジ名所と言うと「根津神社」が有名ですが、混雑を避けて谷中のあちらこちらに散在する寺の花巡りも一興です。
写真は2013年5月2日に撮影したもの。谷中・延命院のツツジ。ソメイヨシノの桜が終わると同時にツツジの花が咲きはじめました。
寺院の奥まで行ってみると
▲谷中商店街を往来する人が多い日でも、寺の奥までやって来る人はごく稀の様子で、静かな時間を過ごす事ができました。
▲友だちから聞いた話では、新芽が赤いモミジはやがて緑色となり、再び紅葉の頃に赤く色づくのだとか。
▲白地にピンク色のツツジも可憐に咲いていました。
▲木戸の向こう側には残念ながら行くことが出来なかったのだけど、ツツジの花が咲いている様子が見て取れました。
▲まん丸なツツジがよく手入れされていました。
中庭からみた様子。ちょっぴり南国をイメージするような感じがしました。
シイの木
天保7年(1836)開板の「江戸名所図会」巻五の「日暮里惣図」には、現在地と思われる位置に延命院のシイ全容が描かれていていたそうです。江戸時代にはシイの樹を観るため多くの人が訪れたのでしょうね。
ほんのちょっと昔までは幹周り5.5m(平成9年調べ)の巨樹だったのだとか。平成14年5月、南側にあった大きな枝が崩落して今の形に至ったそうです。
延命院のシイを全体から観た様子。あちらこちらに支えの棒がありました。
入り口付近
▲入り口の支柱に「延命寺」ともうひとつ、看板が掲げられていました。
▲石で出来たポストが入り口付近にありました。
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