秘境駅が点在する飯田線に関するまとめです。
概略
飯田橋は辰野駅(長野県)~ 豊橋駅(愛知県)を結ぶJR東海の鉄道路線です。
全長200㎞間に100近い駅を擁することから首都圏なみに駅間は短くなっています。
今回の旅では長野側(辰野)より田本での宿泊を経て愛知側(豊橋)を抜けるコースとしました。
実際に駅を降りて秘境駅を堪能できたのは赤丸印がついているエリア。
反対に今回、雨で予定キャンセル、通過のみとなってしまったのは黄色印がついているエリアです。
飯田線がジグザグに描かれている理由は他路線と比較して突出して駅数が多いため。
ジグザグに描かないと収まり切れない状態になっていますw
詳細
全長 | 約200㎞ |
全駅数 | 94駅 |
全区間の乗車時間 | 約6時間 |
その他 | JR最急勾配区間「沢渡-赤木」 秘境駅ランキング選出:多数 |
車内の様子
全区間6時間あるため運転手さんも途中交代?しています。
「秘境を走る電車」と訊いて「どれだけレトロ?」と思いきや車両は至ってキレイ♪
トイレだってしっかり備えられているため安心して列車の旅を楽しむことができます。
おススメ区間は?
秘境駅を数多く抱える飯田線といっても全区間が山深きという訳ではありません。
また全路線を乗車するには約6時間の長丁場となるためここぞという時に集中力を発揮できるよう体力を保持しておく必要があるでしょう。
山深き秘境駅の景色を堪能できるのは雑誌「旅と鉄道」によると伊那田島~柿平間あたり。
参考まで飯田線内で秘境駅ランキング※2019年夏時点に入っている駅は以下のとおりです。
3位 | 小和田(こわだ) |
13位 | 中井侍(なかいさむらい) |
16位 | 為栗(してぐり)※ |
6位 | 田本(たもと)※ |
7位 | 金野(きんの)※ |
25位 | 千代(ちよ) |
79位 | 伊那小沢(いなこざわ) |
96位 | 相月(あいづき) |
186位 | 柿平(かきだいら) |
198位 | 伊那田島(いなたじま) |
※:今回の旅で実際に駅を降りることが出来た駅
参考まで、全国に駅はざっと約10000駅程度はある模様。飯田線内にあっては影が薄い伊那田島とて堂々上位2%に入っていることになります。
秘境駅ランキング3位の小和田駅を下車どころか有名な駅舎さえ写真に収めることができなかった点は今回の旅での反省点。後悔しきりです。
次回こそ、Wishリストに記載、下車できなくともしっかり写真に収めてみたいと思っています。
秘境駅の風景
もともとは4つの私鉄が統合されて作られた飯田線。
山間部を超える厳しい条件下、地方路線ゆえに簡易な規格で作られているとのこと。
どうりで走行速度も遅くなる訳ですね。
駅待合室には切符回収箱、駅ノートが置かれていました。
待合所
見る限りどの駅にも屋根の付いた待合所が存在していました。
天気の急変時などいざとなったら逃げ込む場所があるのは非常に安心できます。
トイレ事情
秘境駅界隈の駅にトイレはないため列車内で済ませて置くことが原則となります。
飯田線WISHリスト
最後に、飯田線に乗ったらやってみたいことについて今回実現出来た・出来ないも含めてリストアップしてみた。
●飯田線全区間走破
→ 達成
●秘境駅ランキング10位内の駅に降りてボーっと過ごす。
→ 一部達成
●秘境駅で駅ご飯を食べる。
→ 達成
●ダムを橋の上から眺める。
→ 達成
●対岸より秘境駅を眺める。
→ 達成
●秘境駅より降りて山道を歩く。
→ 達成
●温泉に入る。
→ 未達成
参照した雑誌:「旅と鉄道」2019年9月号