東京で満開宣言より早や6日め。冷たい雨が降った前日とは打って変わって暖かな一日となりました。
比較的、花をゆっくり見ることが出来る午前中、陽光に照らされ花が美しくなる夕方、二度、上野恩賜公園を尋ねました。
桜並木
夕方になると狂宴さながら一種独特の雰囲気となる桜並木をゆっくり観て歩けるのは午前中!ということで本日も午前中に上野恩賜公園までやってきました。
冷たい雨だった昨日もしかり、午前中は外国から来た観光客の人がたくさんいます。
日本人が桜を観て浮かれるのと同じ、外国人にとっても桜の花の持つ魔法は一種独特のものがあるようで、観光客は写真を撮ることに夢中です。
桜の季節、上野恩賜公園にゴミ収集車がやって来るのは朝の風物詩かも知れません。
上野公園を散歩する常連さん、ダックスフンドに出会いました。
観察中の桜
昨日、雨の恵みがあったからでしょうか。花は残っているものの、新緑の緑もずいぶん明るさを増して来ました。
北側の遅咲きの桜もほぼ満開となりました。
韻松亭
上野恩賜公園内桜並木の丁度中心となる辺りにある日本料理店です。
母とふたりお昼のお弁当(2000円前後)を頂いたことがあるのだけれど風情があってお金には変えられない価値がありました。
お茶や食事を楽しみながら上野名物桜を眺めるほど贅沢な時間はないかもしれません。
伊豆栄
桜並木より裏手に少し歩くと伊豆栄「梅川亭」があります。
絶滅危惧種となってしまった鰻、値段は倍とはいかないまでも相当高くなって、庶民の私には手がでないものとなりました(泣)。
上野公園内 神社境内
上野さくら通りより程近く神社境内にはたくさんの屋台が出ていました。
夕暮れ時に向かった時間が夕暮れ時と重なったこともあって人の往来が多くなっていました。
屋台脇に用意された簡易テーブルに座って、暖かな春の夕暮れ時を思い思いに過ごしていました。
新鶯亭
上野さくら通りより動物園寄りに更に奥へ進むと新鶯亭があります。ここで甘い団子とお茶を飲んで一服するのもオススメです。
山茶花かな?新鶯亭玄関先に咲いていました。
清水観音堂の枝垂れ桜
夕暮れ時、横から差す陽光に枝垂れ桜が輝いていました。
上野動物園 裏手にて
上野動物園正門と打って変わって、芸術大学方面、裏手になると突然人影がなくなります。見上げると新緑の青が眩しく眼に止まりました。まもなく春本番、桜の花が散ると時を同じくして、緑が一斉に芽を吹き出しますね。
上野桜木
ちょっと足を伸ばして上野桜木まで行ってみました。
枝垂れ桜と古い酒屋(現在は古い建造物として展示公開中)の風景を見ているとまるで江戸時代にタイムスリップしたようです。
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